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メールマガジン

飲食店の分煙対策補助金in Tokyo

2019年06月24日

おはようございます!
東京税経センターの井本です。

オリンピックのチケットの当選発表がありましたが、
皆さんはいかがでしたか?
私の周りの人たちも
全部落選した

という方もいれば

当選はしたけど
水泳だと思って応募したら水球だった

という方まで。

チケットだけで
それぞれに様々なドラマがありそうですね。
我が家は子供たちが小さいので
熱中症や迷子などを恐れ

おとなしくテレビ観戦にしておきます。

それでも来年のスポーツの祭典が
少しずつ楽しみになってきましたね。
さて、
そんな2020年ですが、
このオリンピック・パラリンピックを目前として
全国的には健康増進法の改正が、

東京都内では、

「受動喫煙防止条例」が

2020年4月1日より同時に
全面的にスタートします。

弊所にも飲食店のお客様が多くいますので

今日は飲食店と前述の法律・条令に
まつわるの助成金・補助金について

さらっと書きたいと思います。
ちなみに、
オリンピック開催地である
東京都の補助金は

外国人が多く利用すると思われる
飲食店と宿泊施設に限定ですが

国の助成金に比べて
超太っ腹です!

この分煙対策、

都内にある中小企業の飲食店や
宿泊施設が行うと

最大で400万円も補助金が出ちゃうのです!
「受動喫煙防止対策支援補助金」
http://www.sangyo-rodo.metro.tokyo.jp/tourism/kakusyu/syukuhaku/
1施設で
「喫煙専用室」「指定たばこ専用喫煙室の設置」

の工事費用のうち補助率は、

客席面積100㎡以下・・・90%
それ以外・・・80%
と、

もう、ほぼほぼ補助しちゃう!

と言っているくらい出してくれます。
ちなみに、国=厚労省が用意した
「受動喫煙防止対策助成金」は最大100万円で
関連工事費の2/3
(飲食店以外でも出ますが助成率は1/2)
の助成率となっています。
こちらは飲食店や宿泊施設に限定されておらず
幅広い業種で活用することができます。
上述の補助比率100㎡の堺は
健康増進法で
客席が100㎡超には適用、
と定められている手前
そもそも国のルールに
従わなきゃいけないんだから80%、
客席100㎡以下については
国は求めていないけど
都民の健康のために
分煙室を作ってくれるなら
(条例では面積でルールを分けていません。)
90%出しちゃう!
ということなのでしょうね。

さあ、東京都の
受動喫煙防止対策条例が気になりだしたら

福祉保健局が解説している相談窓口
【受動喫煙防止対策 相談窓口】
0570-069690(もくもくゼロ)
もくもくゼロ(英語読みしちゃダメ!?)にGO!です。
煙が気にならなくなったら
井本も駆けつけ安くなりますので
ぜひお声掛けください。
さあ、6月もいよいよラスト、上半期が終わります。
今週も頑張っていきましょう!!

刀剣について:其の27:埋忠明壽

2019年06月21日
おはようございます! 
 
金曜日リラックス担当、顧問の坂入です。 
 
 
 
< TZC117>刀剣について:其の27 
 
 
(27)山城の国:埋忠明壽(新刀期の祖、刀身彫刻の美) 
 
 
 刀剣史では、平安時代から安土桃山時代の慶長元年(1596年) 
 
までを「古刀期」、慶長元年から江戸時代中期の安永年間(1772 
 
~1781年)の末までを「新刀期」と呼んでいます。 
 
 
 埋忠明壽は、この「新刀期」の慶長年間(1596~1615年)

山城の国(京都)の刀工で、「新刀」の祖と呼ばれています。 
 
 
 「新刀」の特徴は、刀(打ち刀)は刀身が二尺三寸前後、脇差は

一尺六寸前後が標準的なものとなったことでしょう。しかし、反りが浅く 
 
身幅が広く、重ねが厚いという実践志向であったことは、古刀期の 
 
太刀と同様でしたが、戦国乱世の終焉とともに、剣術が屋外戦から 
 
屋内を想定したものへと変遷したように、刀剣もまた合戦用から非 
 
常時の危急用に、つまり、危機管理上の備えと目的も変化しました。 
 
 
 埋忠一門の作刀は、姿が美しく、寸が詰まっており、反りが浅く、 
 
品位が高いものとの評価を得ました。強く、切れ味の良いものよりも 
 
美しく精巧かつ緻密な刀身彫刻、加えて、垂を始めとする「拵え」

金工などの技が評価されています。 
 
 
 刀身に装飾を刻む慣習は、奈良・白鳳時代の金象嵌から始まり、 
 
平安時代は刀身に直に刻むようになり、鎌倉時代から南北朝にかけ 
 
ては「不動明王」や「梵字」などの密教的モチーフを好む武将が現れ、 
 
本来、武用刀としては刀身に彫り物を施すことは無用の事でしたが、 
 
合戦に勝利し、現世利益を求める信仰心を武士の象徴でもある刀剣 
 
に表現することは、装飾ではなく心の顕れだったと言われています。 
 
 
 世情が安定した時代の埋忠一門の時代、つまり、武用刀としての 
 
役割が終った時代だからこそ、評価を得たものと思われます。 
 
 
 埋忠明壽の門下から、天和年間(1681~1684年)の「東山美平」 
 
を始めとする、多くの名匠が輩出されました。 
 
 
 短く磨り上げられた古刀の茎に、刀剣極所(とうけんきわめどころ) 
 
の本阿弥家が出した鑑定結果を、象嵌銘で記すことも許されており 
 
その記録は「埋忠銘鑑」として纏められています。 
 
 評価:明儒⇒1300万円~ 
 
 
 今週はここまでです。来週は同じ山城の国の「堀川国広」

を取り上げます。

元、 6、 21   坂入 拝 
 
 
 

退職の意義

2019年06月20日

おはようございます! 
税理士の松嶋と申します。 
 
 
本メルマガは、皆様が怖い怖い 
とおっしゃる税務調査に対し、 
勇気をもって戦えるノウハウを 
解説しております。 
 
 
 
私のパートは【毎週木曜日】です。 
 
税務調査について分かりやすく 
解説していきます。 
 
 
 
 
 
 
それでは、第二百十八回目。 
 
 
テーマは、 
 
「退職の意義」です。 
 
 
 
税務上問題になる役員退職金については、 
 
その役員が本当に退職したと言えるのかどうか 
 
が問題になります。 
 
 
退職したと言えなければ、そもそも役員退職金を支給することはできません。

 
このような場合には、退職金として支給したとしても、 
 
賞与として課税されることになります。 
 
 
 
このため、退職したかどうかが問題になりますが、短絡的な事実認定

しかできない国税は、往々にして、 
 
役員の肩書だけに注目します。 
 

 
本来、退職したかどうかは実質判断になるため、勤務実態などを

検討しなければなりませんが、その検討をすることなく、 
 
退職した役員の肩書きが「~事務長」などといった権限ある名称 
 
になっていれば、未だに経営に携わっているとして、退職したとは

認められない、などといった指摘をしています。 
 
 
 
このため、実質的に退職していると主張できるかが税務調査の

ポイントになる訳ですが、税務における退職の意義については、 
 
勤務先からの離脱を意味する 
 
と説明されています。 
 
 
役員の再任を考えていただくと分かりやすいのですが、役員の任期は

基本的には2年とされているものの、中小企業においては

2年で辞めることなく再任されて経営を続けるのが一般的です。 
 
 
 
任期を満了しているのであれば、一般的な感覚としては退職金を

支給しても問題ないはずですが、再任が前提となっているのであれば、

勤務先である自社から離脱することはありませんので、

 
単なる任期満了だけでは退職したとは言えず、役員退職金を

支給することはできません。 
 
 
 
結果として、会社に席を置かないことになって初めてその役員は

退職したと言えることになります。 
 
 
 
この点、税理士の中では非常によく知られており、再任されるのであれば

役員退職金は支給できないと指導していますが、押さえておきたいのは、 
 
再任された結果は同じでも、再任が前提でなければ退職したと認められる

場合もあるということです。 
 

 
過去の事例を見ますと、 
 
1 M&Aによって株主に異動があった会社

 
2 その新株主の下、経営陣を一掃する目的で旧経営陣が退任

 
3 諸事情があって後任が決まらなかったため、「やむを得ず」退任日と同日に

 
  旧経営者が再任 
 
このような事案がありました。 
 
 
 
この旧経営者については、退任する意向はすでに新株主に説明しており、

本来であれば退職していたはずであるとして、再任はされたものの

役員退職金の支給が認められています。 
 
 
 
すなわち、本来再任されれば退職とは認められないはずですが、

再任が前提ではなく、「やむをえない」後発的な事情があったため再任 
 
したのであれば、勤務先から離脱をしているとは言えないものの、

退職金の支給が認められる可能性があるのです。 
 
 
 
こういう意味からも、退職の判断には実質判断が必要であると言えますから、

単に、退職した役員の肩書き再任したという事実関係 
 
にとらわれることなく、慎重に判断する必要があります。 
 
 
 
 
 
それではまた来週!! 
 
 
 
追伸、 
 
わたくし松嶋洋の詳しいプロフィール 
は以下のサイトからどうぞ!! 
 
↓↓↓ 
 
http://yo-matsushima.com/profile 
 
 

カッとなったときの対処法

2019年06月19日

おはようございます。 
 
東京税経センターの市村祐記です。 
 
 
 
 
水曜日担当の私からは毎週 
 
職場によくある「人の問題」について 
 
「人材育成の基本」を踏まえて“あるべき姿” 
 
をお伝えしています。 
 
 
 
 
今回は 
 
もし、カッとなったらこのメルマガを思い出してください!

というお話です。 
 
 
 
 
私は

「怒られることや攻撃的な言動をとられること」

がとても苦手です。 
 

正直、すぐ怒る人も苦手です。

 
 
それが例えばプライベートでも 
 
仕事であったとしてもです。 

(多くのケースで怒らない改善方法はあるように思います)

 
 
 
自分が若かったころを思い出せば 
 
30年くらい前にはどこにでもいました。 
 
「鬼上司」とか「鬼課長」とか言われる人が。 
 
 
 
けっこうつらかったです。

社内で突然顔を合わせると 
 
「おい、市村!おまえちょっとこっちに来い! 
 
「おまえの部下の××はなってねえな! 
 
一体どういう教育をしてんだよ!!」 
 
 
 
言われているほうはあまりにいきなりすぎて 
 
何のことだかまったく分かっていません。 
 
そこにどんどん攻めの言葉がかぶさってきます。 
 
もう、いわれるがままのサンドバッグ状態です。 
 
 
 
たいがいこのようなことをする人の 
 
上司や身近な人に同じような人が 
 
いるものです。 
 
 
 
でも、よほど人望が厚いという人でも 
 
意図してやるべき手法ではありません。 
 
 
 
なぜなら
 
 
職場全体の雰囲気が悪くなります。 
 
それを真似する人も出てきます。 
 
社内外においてコミュニケーションを阻害し、 
 
風通しが悪くなり、人が育たずに、 
 
組織全体が鈍くなり停滞します。 
 
 
 
部下のいる人は 
 
もし何か困ったことが起こったとしても 
 
極力冷静でいることが大切だと思います。 
 
(カッとした状態ではまともな判断などできる 
 
わけもありません) 
 
 
 
また、上司に突然名指しで 
 
訳がわからないままに怒られ続け、納得がいかないと

感じたとしても、それに反応するのではなく、一体何が

起こっているのかを冷静に把握することに努めることです。 
 
(状況もわからないままでは正しい対応方法も 
 
わかりません) 
 
 
 
それでも 
 
“カッ”と頭に血が上りそうになってしまったら… 
 
 
 
1.まず、大きく深呼吸しましょう。 
 
 
鼻から大きく息を吸って 
 
口からゆっくり大きく息を吐く(腹のなかの空気を全て吐ききるまで) 
 
 
 
2.そして思いっきり口角を上げます。(笑顔を作るように) 
 
 
このとき頭の中では自分の笑顔をイメージすると 
 
いいかもしれません。 
 
 
 
 
 
これでだいたい10秒くらい。 
 
“カッ”とした怒りのピークは最初の6秒といわれていますので 
 
ピークは超えているはずです。 
 
 
 
 
 
 
このようなこと(何でもいいのですが)を普段から忘れずに 
 
対応できるように備えておきたいものです。 
 
(特に私のようなあわてものはホントに要注意です) 
 
 
 
 
 
 
一般的に動物は 
 
「情報」(見たこと、聞いたこと、感じたこと)に対して 
 
反射的に反応します。 
 
 
 
人間だけは 
 
得た「情報」に対して「どうすべきか?を考えて」行動できるの 
 
だそうです。 
 
 
 
この人間だけができる「どうすべきか?を考える」とは、 
 
時と場合によっては重大な”人生の選択肢”になります。 
 
 
 
 
わたし達は怒りに任せて 
 
「何も考えずに大切な“人生の選択”をミスする」 
 
ことがないようにしなくてはいけないと思うのです。 
 
 
 
また、職場においては「皆“人間らしく”あるべき」です。 
 
つまり、お互いが自分の意見や提案などを最低限の 
 
敬意を持ちつつ、適切な言葉でお互いに話ができる職場の雰囲気を 
 
作っていきたいものです。 
 
 

中長期でみたとき、職場の雰囲気や社風の違いで人の成長具合は

とても大きな差になって現れることが多いと感じるからです。 
 
 
 
“憤怒は他人にとって有害であるが、 
 
憤怒に駆られている当人にはもっと有害である” 
 
by トルストイ 
 
 
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。 
 
次回をお楽しみに! 

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