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メールマガジン

カッとなったときの対処法

2019年06月19日

おはようございます。 
 
東京税経センターの市村祐記です。 
 
 
 
 
水曜日担当の私からは毎週 
 
職場によくある「人の問題」について 
 
「人材育成の基本」を踏まえて“あるべき姿” 
 
をお伝えしています。 
 
 
 
 
今回は 
 
もし、カッとなったらこのメルマガを思い出してください!

というお話です。 
 
 
 
 
私は

「怒られることや攻撃的な言動をとられること」

がとても苦手です。 
 

正直、すぐ怒る人も苦手です。

 
 
それが例えばプライベートでも 
 
仕事であったとしてもです。 

(多くのケースで怒らない改善方法はあるように思います)

 
 
 
自分が若かったころを思い出せば 
 
30年くらい前にはどこにでもいました。 
 
「鬼上司」とか「鬼課長」とか言われる人が。 
 
 
 
けっこうつらかったです。

社内で突然顔を合わせると 
 
「おい、市村!おまえちょっとこっちに来い! 
 
「おまえの部下の××はなってねえな! 
 
一体どういう教育をしてんだよ!!」 
 
 
 
言われているほうはあまりにいきなりすぎて 
 
何のことだかまったく分かっていません。 
 
そこにどんどん攻めの言葉がかぶさってきます。 
 
もう、いわれるがままのサンドバッグ状態です。 
 
 
 
たいがいこのようなことをする人の 
 
上司や身近な人に同じような人が 
 
いるものです。 
 
 
 
でも、よほど人望が厚いという人でも 
 
意図してやるべき手法ではありません。 
 
 
 
なぜなら
 
 
職場全体の雰囲気が悪くなります。 
 
それを真似する人も出てきます。 
 
社内外においてコミュニケーションを阻害し、 
 
風通しが悪くなり、人が育たずに、 
 
組織全体が鈍くなり停滞します。 
 
 
 
部下のいる人は 
 
もし何か困ったことが起こったとしても 
 
極力冷静でいることが大切だと思います。 
 
(カッとした状態ではまともな判断などできる 
 
わけもありません) 
 
 
 
また、上司に突然名指しで 
 
訳がわからないままに怒られ続け、納得がいかないと

感じたとしても、それに反応するのではなく、一体何が

起こっているのかを冷静に把握することに努めることです。 
 
(状況もわからないままでは正しい対応方法も 
 
わかりません) 
 
 
 
それでも 
 
“カッ”と頭に血が上りそうになってしまったら… 
 
 
 
1.まず、大きく深呼吸しましょう。 
 
 
鼻から大きく息を吸って 
 
口からゆっくり大きく息を吐く(腹のなかの空気を全て吐ききるまで) 
 
 
 
2.そして思いっきり口角を上げます。(笑顔を作るように) 
 
 
このとき頭の中では自分の笑顔をイメージすると 
 
いいかもしれません。 
 
 
 
 
 
これでだいたい10秒くらい。 
 
“カッ”とした怒りのピークは最初の6秒といわれていますので 
 
ピークは超えているはずです。 
 
 
 
 
 
 
このようなこと(何でもいいのですが)を普段から忘れずに 
 
対応できるように備えておきたいものです。 
 
(特に私のようなあわてものはホントに要注意です) 
 
 
 
 
 
 
一般的に動物は 
 
「情報」(見たこと、聞いたこと、感じたこと)に対して 
 
反射的に反応します。 
 
 
 
人間だけは 
 
得た「情報」に対して「どうすべきか?を考えて」行動できるの 
 
だそうです。 
 
 
 
この人間だけができる「どうすべきか?を考える」とは、 
 
時と場合によっては重大な”人生の選択肢”になります。 
 
 
 
 
わたし達は怒りに任せて 
 
「何も考えずに大切な“人生の選択”をミスする」 
 
ことがないようにしなくてはいけないと思うのです。 
 
 
 
また、職場においては「皆“人間らしく”あるべき」です。 
 
つまり、お互いが自分の意見や提案などを最低限の 
 
敬意を持ちつつ、適切な言葉でお互いに話ができる職場の雰囲気を 
 
作っていきたいものです。 
 
 

中長期でみたとき、職場の雰囲気や社風の違いで人の成長具合は

とても大きな差になって現れることが多いと感じるからです。 
 
 
 
“憤怒は他人にとって有害であるが、 
 
憤怒に駆られている当人にはもっと有害である” 
 
by トルストイ 
 
 
 
 
 
 
最後までお読みいただきありがとうございました。 
 
次回をお楽しみに! 

みつかる