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メールマガジン

礼儀・マナーはTPOが大切

2019年02月27日

おはようございます。 
 
東京税経センターの市村祐記です。 
 
 
 
 
職場によくある人の問題について 
 
“あるべき姿”をお伝えしています。 
 
 
 
 
今回は 
 
人材育成に欠かせない基本 
 
「ビジネスにおける礼儀・マナーについてです」 
 
 
 
 
先日、あるブログを見つけて興味深く読んでいたんですが、 
 
「礼儀・マナーの講師が、自身の差別化のために 
 
独自の礼儀・マナーを創作して教えている場合がある」 
 
といった内容のものでした。 
 
 
 
 
なかには 
 
「これって礼儀・マナーなのだろうか?」 
 
というものや「ちょっとやりすぎじゃないだろうか?」 
 
というものまでいろいろあるようです。 
 
 
 
 
例えば 
 
 
・メールを送ったあとに電話でメールが届いているか 
 
 相手に確認をする 
 
 
・仕事中でも廊下で上司に会ったらスグに立ち止まり 
 
 最敬礼をして、相手が去るまで頭を上げない 
 
 
・飲み会終了後の帰宅途中に御礼メールを送る 
 
 
・御客様とのは初対面では3回「座っていいですよ」 
 
 といわれるまで座ってはいけない 
 
 
・夏の暑気払いのようなフランクな飲み会でも上着は借用する 
 
 
 
など・・・ 
 
 
 
このような類のことを「やることがあたりまえ」としてしまうのは 
 
一部の礼儀・マナーの講師だけではありません。

ビジネスの現場でも上司が部下や後輩にこのような

ことを余り考えずに指導してしまう話をよくお聞きします。 
 
 
 
もちろん、上記の内容が全くおかしいというつもりは 
 
ありません。 
 
 
 
ただビジネスにおける礼儀やマナーの本当に大切なことは 
 
「相手や周囲が不快感や不信感無く気持ちよく物事が進められる」 
 
ための考え方、言動、所作だと思います。 
 
 
 
 
そして、今のビジネスはスピードや効率もとても大切で

急ぎのときや緊急の場合などはそのあたりも無視することはできません。 
 
 
 
 
何がいいたいかというと、

礼儀・マナーは相手によって、場所によって、状況によって 
 
(TPOで)変わるものだといいたいのです。 
 
 
 
 
TOPに合っていないのに教えられたからと

何も考えずにやってしまうと、気遣いのつもりでやったことが、かえって 
 
相手の手を煩わせたり、滑稽なことになってしまう場合があります。 
 
 
 
一方、その場や状況に合った印象のいい振る舞いや言動がスムーズにできると 
 
「ビジネスセンスがあるな」とか「なかなかデキルな!」と思われたり、

さらに信頼感が増し、とても頼もしくはつらつとした感じに見えたりします。 
 
 
 
 
もちろん、そのように出来るようになるためには 
 
ごく基本的な礼儀やマナーはしっかりマスターすることは重要です。 
 
そのようなことを理解したうえで、相手を思い、周囲にも気を配る

気持ちを持って対応すること。 
 
さらには状況を見ながらスピード感や効率などにも配慮することが

とても大切なのだろうと思います。 
 

ただ、 
 
「上から言われたから」 
 
「きまりだから」 
 
「常識だから」 
 
「礼儀だから」 
 
「マナーだから」 
 
 
 
単にこのような理由だけではなく、職場のメンバー全員が 
 
「相手や周囲が不快感や不信感無く気持ちよく物事が進められる」

といった点や 

「状況をみながら、ビジネスに合った効率やスピード感に配慮する」

 
このような点を考慮して礼儀・マナーに取り組んでみれば、

きっとビジネスによい変化が生まれるように思います。 
 
 
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。 
 
 
次回もお楽しみに! 
 

地方の衰退とキャッシュレスは関係あるか!?ないか・・・

2019年02月26日

おはようございます! 
東京税経センターの徐です。 
 
 
昨日は茨城へ出張。 
今日もこれから茨城へ出張です。 
あ、もちろん違う法人様です。 
 
 
 
地方出張が続く今日この頃ですが、全国津々浦々 
いろんなところからお仕事のお呼びがかかるのは 
大変嬉しい限りでございます。 
 
改めまして身を引き締めてお仕事いたします! 
 
 
 
 
 
さて、 
 
そんな地方出張の移動時間は情報収集のための 
貴重な貴重な時間です。 
 
で、ふと気になった記事を皆様へ。 
 
 
 
昨日の日経に「止まらぬ人口東京圏集中」なる 
記事があったのでちょいと拝借・・・ 
 
参考URL:https://www.nikkei.com/paper/article/?b=20190225&ng=DGKKZO41631630S9A220C1ML0000 
 
 
 
 
2018年の転出入で東京圏1都3県の人口は 
13万5600人純増とのことで、増加は23年連続で 
ここ5年で最大との記事でした。 
 
 
で、残りの43道府県の全てから東京圏に人口が 
流出しているんだそうで・・・ 
 
 
流出の最多は大阪府で1万1599人。 
愛知、兵庫が続き、1千人以上の流出は36道府県。 
 
 
大阪府から東京圏へは5年連続で1万人以上流出。 
その6割近くを20代が占めていて、若者の東京圏 
への流出が深刻な問題となっています。 
 
 
 
 
 
ムムム~。 
 
♪花の都~大~東京~♪ 
 
 
 
長渕剛が頭の中を駆け巡ります。 
 
 
 
 
 
 
さてさて、似てるか似てないか。 
こんなデータもあります。 
 
 
 
それは・・・相続時の資金流出です。 
 
 
地方から東京圏へ人口が流入しているということは、 
地方に住む親に相続が発生した際には、東京圏へ 
地方金融機関からの資金が流入するということ。 
 
 
実際、三井住友信託銀行の試算によれば、 
今後20-25年の間に日本全国から東京圏1都3県に 
流れ込む家計金融資産はなんと54.8兆円にも上る 
と予想されているんだそうで・・・。 
 
参考URL:https://www.asahi.com/articles/ASL8P51M0L8PULFA010.html 
 
 
 
 
 
これに伴ってかどうかは定かではありませんが、 
ネット上ではこんな地図も出回っています・・・ 
 
↓↓↓ 
 
参考URL:https://www.ricepier.jp/2018/05/26/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E9%8A%80%E8%A1%8C%E3%81%AE%E5%AD%98%E7%B6%9A%E3%81%AE%E5%8F%AF%E8%83%BD%E6%80%A7-%E9%87%91%E8%9E%8D%E5%BA%81/ 
 
 
 
東京都を除く地方銀行の生存可能性について、 
1行の存続可能な地域は10府県、1行単独なら 
13道府県、1行でも存続困難が23県なるデータ。 
 
 
 
 
 
 
ムムム~。 
 
 
さて、あ、さて~、さて~は南京♪・・・ 
 
 
 
 
 
 
そういえば、先日の広島への出張時のこと。 
無事に仕事を終えて岡山へ移動中にビール 
でも飲もうかと駅構内の売店へ。 
 
缶ビールを買って「SUICAで!」とカード 
を差し出したら、 
 
「あ、現金でお願いします!!」 
 
と笑顔で信じられない回答が・・・ 
 
 
 
 
うそ!? 
 
こ、ここ広島駅ですよね? 
じぇ、JRですよね? 
え、駅の中ですよね? 
ちゅ、中国地方一の大都市ですよね? 
 
 
駅で電子マネー使えないの?? 
JRのSUICAですよ!? 
 
 
 
 
 
 
IT、ICT、IOT、AI、フィンテック、キャッシュレス、・・・ 
 
正直もうよく分かりません。 
 
 
 
 
とにかく、頑張れ地方都市!!! 
 
 
(前半の新聞記事と最後のオチには 
 一切因果関係はございません・・・) 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
来週もお楽しみに!! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

税務調査後の融資は?

2019年02月25日

おはようございます!
東京税経センターの井本です。
 
今日は先日の、
〇汁王子のお話の続き
ではないですが、 

その関連のお話です。 

 

税務調査後に結果として
多額の納税をすることになる会社は
残念ながらいらっしゃいます。 

 
その際に、折悪く、
本来の事業の方でも
資金が必要になっていたとき 

 
追徴の納税もあるので、 

銀行から運転資金の融資を
受けたいのだけど・・・ 
 

という場合、 
 

さてさて、銀行さんは
いったい融資のお話を
受け付けてくれるのでしょうか? 
 

というのも、 

税務調査で経費を
否認された場合など 

 
決算書がいわば
“汚れて”しまいます。 
 

租税公課や法人税といった
勘定科目が増えることで
お尻の利益が減るし、 
 

納税のために
現預金も減ってしまう 

 
さらには、
お金を借りる際に
あるとあまりよろしくない
貸付金勘定(代表者への)も増えてしまった、 
 

まあ、税務調査あるあるです。 
 
 
決算書を見せてください、 

銀行さんが融資の際には
必ず言う言葉ですが 
 

これらの影響を受けた決算書で
果たしてお金を貸してくれるのでしょうか・・・!? 
 

 
ここで、一旦CM入ります。 

えー、東京税経センターでは
様々なサービスを展開しています。 

 
確定申告はもちろん、
税務調査の対応や
銀行融資のお手伝いまで
様々なサービスをご提供しています。 

ぜひ、一度ご相談ください。 
 

 
さあ、実際にCMを入れてみました(笑) 
 

 
話を戻して・・・ 
 

答えは、 

銀行さんは、
決して税務調査の結果が
悪かったとしても 
それだけをもってNO!とは言いません。 

あくまで、
本業の業績がどうなのか? 

そして、これからどうなのか? 

何のために必要なのか? 

社長の資産背景はどうなの? 

 
といったことが
きちんと説明がつけば 

安定的に貸したお金を返してくれる

と判断して 

融資の土俵に乗ることができます。 
 

なので、
手持ち資金に不安を感じたら
銀行さんに早めに相談に行きましょう。 
 

ここで大切なのは
嘘はダメです。 

 
良く見せたい、 

悪いものを見せたくない 

という気持ちは分かります。 

でも、嘘はばれた時に
結果として“信用”を失います。 

 
そうは言うけどさー、 

 
というときには 
そうです、
まずはTZCにご相談です。 
 

 
さあ、2月もあっという間に終盤です。
今週も頑張っていきましょう! 

刀剣について:その11(保昌一門)

2019年02月22日

おはようございます! 
金曜日、雑学担当、顧問の坂入です。 
 
 
先週の2月15日:山城の国の「来」と大和の国の「手掻」の刀工の話で 
 
私からの「TZC:メルマガ・・雑学;チャンバラ小説から」は、百回目を迎 
 
えました! 
 
 
平成29年1月27日にスタートしました私からのメルマガも、あっという間 
 
に2年目を迎えていました。私からの勝手な文章です・・・。 
 
 
今後も、週末の息抜きに、ご一読いただければ幸いです。 
 
 
TZC<101回>:刀剣について:その11 
 
 
(10)大和の国:保昌一門 
 
 
 平城京が置かれていた大和の国(現在の奈良)には、遠い過去に 
 
おいて刀工の集団が存在したと伝わります。「天国」「天座」とも言わ 
 
れる最古の刀工集団だと言われており、大和の国は刀工の歴史が 
 
最古と言われる由縁です。 
 
 
 鎌倉時代の大和の国は、千手院、手掻、当麻、保昌、尻懸の「大和 
 
五派」という刀工の集団が活躍したとも言われています。 
 
 
 武士集団の幕府とは一線を隔した寺社勢力が維持されていた大和 
 
の地は、僧兵用の武具として、「刀剣や槍、薙刀」等の需要が高かっ 
 
たことから、大和各地の寺社に隷属する刀工が鍛刀していたのだと 
 
伝わります。 
 
 
 隷属と表現したように、当時の刀工の社会的地位は低く、他国へ 
 
移住する者が多く、その結果として「大和伝」なる技術が諸国に伝播 
 
して行ったのだとも言われています。 
 
 
 鎌倉時代中期の刀工であった「保昌国光」から家業を継いだ「貞宗 
 
・貞吉」の兄弟は、大和国内に止まって大和伝の作刀を伝承した「保 
 
昌一門」の開祖だと言われています。 
 
 
 時代は、文保年間(1317~1319年)の刀工だったとされ、現在の 
 
橿原市に定住して鎌倉末期から南北朝期まで続いたと伝わります。 
 
 
 この一門の刀で現存するのは、殆どが「短刀」のみとなっています。 
 
「太刀」を手掛けなかったわけではなく、大摺り上げされて「銘」が失わ 
 
れた結果だと言われ、一気に抜き上げることが求められた江戸時代 
 
、二尺二寸の定寸の「打ち刀」が主流となったために、長い太刀を、茎 
 
から切り詰めて摺り上げた際に、茎に切られていた「保昌」の銘が無く 
 
なり、現存の刀から「保昌」の作と言う判断が出来なくなったからだと伝 
 
わります。 
 
 
 相州伝が主流となった時代には、頑なに「大和伝」を守った一門という 
 
評価を得ています。作風は、「柾目肌」と言う地肌に特徴があり、太刀姿 
 
は、鎌倉期末期の姿で、反りが浅く、身幅が広いことでしょう。 
 
 
 「貞宗」の子「貞吉」、その弟「貞清」、貞清の子「貞興」と継承され、その 
 
一族から出た「貞継」「貞行」「貞光」等が伝えられています。 
 
「貞継」の太刀は徳川家秘蔵の逸品だとされ、後に、加賀前田家に伝来 
 
され「名物桑山」と「大保昌」の短刀が著名です。 
 
 評価:「貞宗」⇒800万円~ 
 
 
 
        31.2.22   坂入 拝 
 
*来週は「鬼丸国綱」の相模の国の「左近国綱」です。 

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