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メールマガジン

それは何%?

2019年02月04日

おはようございます!
東京税経センターの井本です。
 
週末、4時半起きで参加している
”Daddy Park Training” 

約1か月半ぶりの再開とあって
興奮して1時半に起きてしまって
全く寝られず、 

そして筋トレを頑張りすぎたら
その寝不足がたたってか
日曜日には高熱が出てしまいました。 

 
インフルエンザかどうかだけ
今朝確認してきます。 

ご迷惑をおかけしないように
一刻も早く治すよう心がけます。 
 

さて、今日も
お客様先であったお話から。 

 
ある機械メーカーの決算でのお話ですが 

皆さんに質問です。 

 
原価に30%利益を乗せて売るように、
と社長に言われたら 

7000円が原価の商品だったら 
いったいいくら乗せて
お客様に請求すればいいのでしょうか? 

答えは 
7000円×1.3=9,100円 
ですね。 
 

けど、社長としては 
「粗利で30%取れるように売ってきて」 

と社員にお願いしていたつもりのようでした。 
 

それなら、
7000円÷0.7=10,000円 

先ほどの計算と 
利益額で900円、 

売上高粗利率では
約7%違ってきます。 

この事例の金額では
もちろん大したことありません。 

 
でも、決算の数字では
実に10億を超える売上です。 

 
10億円の売上全てで7%の粗利が 
社長のイメージより
減っていたとしたら・・・ 

なんと7000万円! 
 
被害総額7000万円!? 

 
と出てもおかしくない
感じになってしまいます。 

 
目の前の忙しさに
振り回されないで 

社員とのコミュニケーションと 
言語の定義の共通理解を
しておくことの大切さを 

教えていただきました。 

 

井本さんは会計事務所の人だから
しっくりこないと思うけど 

案外この話、
みんな勘違いしていると
思いますよ~ 

と社長が自信持って
言っていたので 

皆さんにシェアさせて
いただきました。 

 
思い当たる節はありますか? 

 
なんかあいつが売ってくると
利益率が低いんだよな~ 
 

と気になっていたら
ぜひ一度確認してみましょう。 
 

さあ、2月も始まりました。
今週も頑張っていきましょう! 

刀剣について:其の8

2019年02月01日

おはようございます! 
週末!金曜日雑学担当、顧問の坂入です。 
 
平成31年も明けたと思ったら、もう「2月」です! 
 
あと3ケ月で、新たな年号となります・・・。 
 
新年号が、どの様なものになるのか興味津々です。 
 
さて、本来の話に戻します。 
 
 
刀剣について:其の8 
 
 
(6)筑後の国:三池光世(大典太光世) 
 
 
 承保年間(1074~1077年)の筑後の国(福岡県)の刀工 
 
「三池光世」は、久能山東照宮の神宝とされた「徳川家康の遺 
 
愛刀」である「大典太光世」の作刀鍛冶です。 
 
 
 この銘刀は、足利将軍家から豊臣秀吉、徳川家康を経由して 
 
加賀百万石の前田家へと伝わり、前田家の重宝として代々前田 
 
家の当主が秘蔵しました。この「大典太光世」の一振りは、平安 
 
時代に打たれた「太刀」でした。 
 
 
 細身の太刀を理想とされた平安時代に「外見は重厚で、刀身は 
 
二尺二寸強と短く、幅広で、切っ先は猪首と呼ばれるガッシリとし 
 
た造り込みで、当時としては異風の外見と評された、独特の太刀 
 
でした。 
 
 
 切れ味に関しては、江戸時代中期の山田朝右衛門吉陸の試し 
 
斬りで「三つ胴」で「二つを断ち切り、三つ目の背骨で刃が止まった」 
 
と伝わっています。 
 
 
 武骨な外見でしたが、重ね(刀身の厚み)は薄く、切れ味を追及し 
 
た武用刀として凄絶な威力を秘めた「大典太光世」は、病を鎮める「 
 
宝剣」としての霊験が高いことでも有名で、前田家に伝わった原因も 
 
加賀前田家三代領主の「前田利常」が重病にかかった愛娘の平癒を 
 
祈願して、二代将軍「秀忠」から、この「大典太光世」を拝借した結果、 
 
愛娘の病が治癒し、このような事が前田家で二度続き、ついには三 
 
度目に、「秀忠」から譲り受けたことで、前田家の秘蔵となったとも伝 
 
わります。 
 
 
 国宝指定の際の呼称は「大典太」ですが、前田家では「大伝太」と 
 
呼称されていました。一般的には、前田家の通称「大伝太」と呼ぶ場 
 
合もあるようです。 
 
 
 評価:大典太光世⇒1500万円~ 
 
余談:日本刀には「国宝指定」のものと「重要文化財指定」の物とが 
 
有ります。 
 
 「国宝指定」・・・下記の22振りです 
   名称       刃長   作刀時期     主な所有者 
1.七支刀      74.8㎝ 古墳時代   百済王:倭王 
2.七星剣      62.4㎝ 飛鳥時代   聖徳太子 
3.大包平      89.2㎝ 平安後期   池田光政:源頼光 
4.童子切安綱    80.0㎝ 平安後期   足利将軍家:秀吉:家康 
5.三日月宗近    80.0㎝ 平安後期   徳川秀忠 
6.大典太光世    65.1㎝ 平安後期   足利尊氏:秀吉:前田家 
7.日光一文字    67.8㎝ 鎌倉時代   北条早雲:黒田家 
8.則宗        78.5㎝ 鎌倉初期   徳川綱吉 
9.狐ヶ崎       78.8㎝ 鎌倉初期   吉川友兼 
10 山鳥一文字     80.9㎝ 鎌倉中期   上杉謙信:上杉景勝 
11 明石国行     76.5㎝ 鎌倉中期   播磨明石松平家 
12 国宗       81.4㎝ 鎌倉中期   島津忠重:足利将軍家 
13 厚藤四郎     21.8㎝ 鎌倉中期   足利将軍家:黒田如水 
                        秀吉:徳川家綱 
14 後藤藤四郎    27.6㎝ 鎌倉中期   後藤庄三郎:尾張徳川家 
15 来国光      80.7㎝ 鎌倉後期   松平忠明 
16 景光・景政   82.6㎝ 鎌倉後期   大河原時基 
17 江雪左文字    78.2㎝ 鎌倉末期   板部岡江雪斎:家康 
18 亀甲貞宗    70.9㎝ 南北朝時代   尾張徳川家:徳川綱吉 
19 伏見貞宗    30.2㎝   ;    江州水口加藤家 
20 圧切長谷部    64.8㎝   ;    織田信長:黒田長政 
21 備州長船倫光  126 ㎝   ;    伝来由緒不明 
22 稲葉郷(郷義弘)70.9㎝   ;  稲葉重道:家康:松平家 
 
            31.2.1     坂入 拝 
 
  来週は、粟田口一門:藤四郎吉光の一期一振の話しと御番鍛冶を・・・。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

調査中でも電話すればいい

2019年01月31日

おはようございます! 
税理士の松嶋と申します。 
 
 
本メルマガは、皆様が怖い怖い 
とおっしゃる税務調査に対し、 
勇気をもって戦えるノウハウを 
解説しております。 
 
 
 
私のパートは【毎週木曜日】です。 
 
税務調査について分かりやすく 
解説していきます。 
 
 
 
 
 
 
それでは、第二百一回目。 
 
 
テーマは、 
 
「調査中でも電話すればいい」です。 
 
 
 
元国税調査官という経歴があるため、税理士向けに 
税務調査対策セミナーをやらせていただくことが多くあります。 
 
 
セミナーである以上、受講される税理士は効果的なノウハウを 
学びたいと思っていると思いますが、効果的とされるノウハウのほとんどは、 
裁決で納税者が勝った事例などを基にしたものです。 
 
 
 
このような事例を学ぶことも意味がないわけではありませんが、 
 
残念なことに調査官は法律も裁決も判例も原則としてとして知らない 
知っていたとしても都合の悪いものは無視する 
 
このような現実がありますので、悲しいかな上記のノウハウは小手先の
スキルにすぎません。 
 
 
 
もっと重要なことは、 
 
税務調査に臨む態度です。 
 
 
多くの税理士や納税者のように、国税に対して苦手意識を持っていれば、このような 
小手先のスキルも使えないことになります。 
 
 
 
私自身は全く意識していなかったのですが、税務調査の立会いに同行した際、驚かれる 
私の対応の一つに、 
 
国税に対して全く気を遣わないこと 
 
があります。 
 
 
気を遣わないので、 
 
わからないことがあれば条文を示して回答するよう依頼する 
 
「あまり先の日付にすると、調査が長引きますよ」などと脅されても、 
その上司にクレームを言って2か月先の日を調査日として設定する 
 
見せる必要のない私物などの資料については、「協力がない限り見ることは
できませんよね。」と言って断る 
 
 
こういう対応は至極当然と思っているのですが、調査官の言うことを
素直に聞かないと心証を悪くしてより問題になると思っているのか、
多くの税理士は国税に気を遣って実践しない傾向があるのです。 
 
 
 
国税に気を遣ったって税金はまけてもらえませんし、多くの調査官は
納税者とのトラブルを嫌って穏便に済ませようとしますから、 
気を遣わずに、わからないことは聞き、協力できないことはできない
と言って何も問題ないのです。 
 
 
 
事実、多くのOB税理士は後輩にすぎない調査官に全く気を遣いません。 
 
 
むしろ、現職時代に要職にあったOB税理士に対しては、調査官の方が
オドオドして気を遣っています。 
 
 
 
とは言え、調査官の中には、私が以前立ち会いをした某税務署の
第一統括官(第一統括官は優良申告法人の担当をしていますので、
本来は納税者を尊重する方が多いのですが)のように、 
 
高圧的な態度をとって納税者に圧力をかけてくる輩もいます。 
 
 
こういう不適切な調査官への対応ですが、納税者に対しては強行的に
振る舞っていても、ヒエラルキーの国税組織の中では必ず頭の上がらない
上司がいますので、 
 
総務課長などより強い上司を使って態度を見直すよう苦情を申し出ればいい 
 
だけです。 
 
 
 
一例として、私は携帯電話に国税局の電話番号を登録しており、
どうしても許せない対応があった場合には、 
 
税務調査中、調査官の目の前で国税局の納税者支援調整官に電話をする 
 
こととしています。 
 
 
 
クレームは早い方が効果的ですから、このような対応も一考の余地があります。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
それではまた来週!! 
 
 
 
追伸、 
 
わたくし松嶋洋の詳しいプロフィール 
は以下のサイトからどうぞ!! 
 
↓↓↓ 
 
http://yo-matsushima.com/profile 
 

チームとは何か?

2019年01月30日

おはようございます。 
 
東京税経センターの市村祐記です。 
 
 
 
 
職場によくある人の問題について 
 
“あるべき姿”をお伝えしています。 
 
 
 
今回は 
 
「チームとは何か?」についてお話したい 
 
と思います。 
 
 
 
最近、ビジネスの組織のあり方ついて 
 
“チーム”という言葉であらわされることが 
 
多くなりました。 
 
 
 
 
経営者や有識者達はたちは 
 
「チーム」に注目しているようですね。 
 
 
 
 
例えば 私も先日このような研修を受けました。 
 
「チームビルディング ワーク 体験会」 
 
経営者や管理職の方が大勢集まってガッツリ研修を 
 
体験していました。 
 
 
 
 
体験会でお聞きした「チーム」のキーワード 
 
・目的、目標の徹底した共有 
 
・全員が目的、目標に挑戦的 
 
・各メンバーがそれぞれの役割に強い責任感 
 
・達成意欲から出る自由闊達なコミュニケーション 
 
・各メンバー同士の敬意と信頼 
 
・共同責任、助け合い 
 
 
などなど・・・ 
 
 
 
 
しかし 
 
意識の高いこのような方々が言う「チーム」と 
 
現場でモノを言わない従業員が思っている「チーム」 
 
とは大きな開きがある可能性があるかもしれないので 
 
ご注意を! 
 
 
 
 
おとといのある大手企業での出来事です。 
 
 
 
取締役部長が朝礼で 
 
従業員(40代女性)に大きな雷を落としました。 
 
 
 
部長「インフルエンザで休んだ人の仕事を 
 
何故1週間もほったらかしにしたんだ! 
 
チームでやっているんだぞ!あなたは 
 
その意味がわからないのか!!」 
 
 
 
女性従業員「申し訳ございませんでした・・・」 
 
 
 
部長「あなただけじゃない。 
 
他の人もほったらかしとはいったい 
 
どうなっているんだ!あなたのいる特需チームは。 
 
皆チームの意味がわかっているのか?」 
 
 
 
女性従業員「はい、もちろん分かっております・・・ 
 
今後は気をつけます。この度は誠に申し訳 
 
ございませんでした!」 
 
 
 
神妙な顔で涙をこぼさんばかりに目を閉じ 
 
頭を下げてなんとかその場を切りぬけました。 
 
 
 
 
部長がいなくなった後、女性従業員は同僚を集めて 
 
 
 
女性従業員「私の仕事じゃない。そんな手当てももらって 
 
いないのに何故私が怒られなきゃいけないの!私だって 
 
風邪気味だし、暇じゃないし ・・・」 
 
 
 
まわり女性社員 → みんなうなずく 
 
 
 
それを見ていたという私の友人は 
 
「この人たちはチームどころか烏合の衆以下だ」と 
 
苦笑いしていました。 
 
 
 
これ、現実の話ですよ! 
 

 
 
“あれ、おかしいなと感じた訓練生と正対し、普通に質問を投げかける。 
 
視線、表情、しぐさ、回答・・・視線をはずさず、よく注意してごらん。 
 
山の中で何日も一緒にいるんだから、3分もあれば何を考えているか 
 
だいたいわかるもんだ”by 山の特訓 カリスマ講師 
 
 

市村の感想「部長、女性従業員に”チーム”の意味は?って

質問してもよかったのではないですか・・・」なんて思います。

 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。 
 
 
次回もお楽しみに! 
 

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