おはようございます!
東京税経センターの徐です。
昨日はお休みを頂いて、子供達を毎年恒例
のスキー特訓旅行に連れていってました。
毎年この時期に一度きりの特訓ツアーですが、
一度覚えたことは体が忘れないようです。
『小さいことを積み重ねるのが、
とんでもないところへ行く
ただひとつの道だと思っています。』
おっとアブナイ、昨日の井本のメルマガを
丸パクリしてしまうところでした・・・汗
ということで、
今朝は小さなことをコツコツ積み重ねると
どうなるのか?という疑問について、
相続のお話でもしましょう!(^^)!
(やっぱりパクりか・・・?)
(いいえ、インスパイアです)
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本メルマガでは既に一般常識(?)となって
いる【通常の贈与】の基礎控除額は、
110万円/年
です。
この非課税枠をフル活用して毎年コツコツと
贈与を繰り返すのが相続税対策の基本です。
親から子や孫へ毎年110万円の贈与。
子供が3人いれば毎年330万円の贈与。
これを10年繰り返せば3,300万円、20年なら
6,600万円、30年だとなんと9,900万円と、
1億円近くもの財産を無税で子や孫へ移転する
ことができるのです。
課税対象の相続財産が10億円あるとします。
この人に適用される相続税の累進税率は55%。
30年かけて1億円をコツコツと贈与すれば、
なんと相続税は5,500万円も減るのです。
スゴイでしょう!?
では、次のステップです。
プロはもっともっと効率よく贈与する方法を
知っています。
それは・・・
毎年310万円の贈与
です。
贈与税の基礎控除は110万円。
これを超える部分には10%~55%の累進税率
で贈与税が課税されます。
最低税率10%が適用されるのは200万円以下
に対する贈与です。
だから、
基礎控除110万円と合わせて310万円を贈与
するのです。
贈与額310万円 - 基礎控除110万円
= 課税価格200万円
ウーム、これぞプロのワザ!!!
贈与税の速算表
↓↓
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/zoyo/4408.htm
親から子へ310万円を贈与すると、
基礎控除110万円を差し引いて
税率は10%となるので、20万円の
贈与税を支払います。
この実効税率は、
税金20万円÷贈与額310万円=6.45%
わずか6%ほどの贈与税を払うだけで、
将来の相続税額がぐ~んと減るのです。
先の10億円の財産を持つ方に適用
される相続税率55%。
だから、310万円に対する相続税は
なんと170.5万円。
年内に310万円を贈与すれば贈与税
は20万円。これだけで将来の相続税
が170万円も減るのです。
子供が2人いれば・・・?
3人いれば・・・??
えーい、孫にもあげちゃえー!
と、コツコツ効果は受贈者が増えるほど
どんどん増していきます。
『小さい贈与を積み重ねることが、
とんでもない相続税対策となる
ただひとつの道だと思っています。』
(徐 瑛義)
正に名言ですね!!
来週もお楽しみに!!