おはようございます!
東京税経センターの井本です。
昨夜は、
取引先の方が出演される
ビィジュアル系バンドのライブに
行ってきました。
バンドメンバーの平均年齢は
なんと53歳。
50歳を越えて
合間を縫って練習し、
メンバーのドラムの方は
(私の知り合いですが)
腰の手術と入院、リハビリを経ての
ライブでしたので
一所懸命ドラムを叩くその姿から
感動すら覚えました。
といいつつ、
見ているこちらも
ギックリ腰が治らず
ずっと立ち見なので
腰が悲鳴を上げていましたが・・・
何だか青春ってやつを感じてきました。
さて、青春真っ只中の勢いのまま、
再び先週のメルマガの続きです。
都内で創業されて5年以内の方に
『創業助成事業』、
秋の陣のお知らせです。
該当経費の2/3を
なんと300万円も
東京都が補助してくれちゃいます!
という話でしたね。
今回は、
対象となる方の要件について
掘り下げてお話したいと思います。
①経営経験5年未満
は前回お話しましたが、
その他に3つの要件があります。
②指定された17の創業支援事業の
いずれかを利用していること。
③所定の年数以上、事業活動を実施できること。
(創業前の人は助成対象期間内に事業を実施できる。)
④重複した助成金、補助金を受けないこと。
さあ、①から詳しく見てみましょう。
平成28年度の都内開業率は、6.0%と
欧米に比べて著しく低い状況にあるのを
解決したいという趣旨で始まった
この『創業助成事業』。
なので、いわゆるサラリーマンだった人が
中小企業の社長としてスタートを切る、
あるいは切って間もない人を
助成するというのが根底にあるので
・経験が5年以上ある人
・大企業の子会社としての創業
・開業医
は対象外とされています。
また、開業医を除く個人事業はOKなのですが、
法人の場合は
株式会社、合同会社は
対象になるのですが、
一般社団(財団)法人や協同組合などは
対象外になります。
(NPO法人については、一定の場合は認められます。)
また、都内に、
というが要件にありますが、
バーチャルオフィスの場合はどうでしょう?
例えば弊所も銀座に
東京ビジネスセンターを運営していますが
ここのようなバーチャルオフィスに
本店がある場合はどうでしょう?
東京ビジネスセンター
http://virtual-office-tokyo.jp/
少し強引にCMが入りましたが・・・
・会議室等で利用し、実質的に事業を行っている。
・都内で他で実質的に事業を行っている拠点がある。
・個人(事業主)は、自宅と納税地が都内にある。
いずれかを満たせばOK!となります。
続いて、②を見てみましょう。
17種類ありますが、
使いやすいのは以下の2つです。
(1)TOKYO創業ステーションの
「プランコンサルティング」による
事業計画書作成支援を終了し
過去3年以内にその証明を受けた方
(2)東京都中小企業制度融資(創業融資)を利用している方
(1)は、「プランコンサルタント」と呼ばれる先生に
指導していただきながら創業プランを練ります。
https://www.tokyo-kosha.or.jp/station/services/planconsulting/planconsulting.html
ここに登録されている各コンサルタントは
それぞれ得意分野が違うようですね。
概ね2~3か月程度の時間が必要となるため、
急いで予約を取りましょう。
(2)については、
融資時の契約期間が、
申請時点を含んでいる必要があります。
また、これから融資を検討される方は
審査には時間もかかりますので
早めに動きましょう。
次に、③についてみてみましょう。
こちらは12要件あり、
全てに該当する必要があるのですが
主な点としましては次の4つです。
・他の事業体の実施事業の承継や譲渡ではないこと
・助成金の交付がない場合であっても、
事業の実施が可能な資金計画であり
かつ、助成対象期間の終了から一定の期間後に
助成金が支払われる点を踏まえた資金計画であること
・事業の内容によっては、必要な許認可を取得し、
関係法令を遵守していること
・事業内容が、都内経済への波及、
社会貢献、課題解決につながるものであること
一番下の項目は、
要点をとらえた作文力が必要なのは
聡明なTZCメルマガ読者の皆さんは
もうお分かりですね。
思い切って④は飛ばして・・・
ということで(?)
ご興味のある方は
急いでTZCへGo!なのです。
創業助成事業に得意な先生を
ご紹介させていただきます!
さあ、今週も頑張っていきましょう!!