おはようございます!
金曜日、雑学担当、顧問の坂入です。
個人所得税・消費税の確定申告でいずれの税理士事務所も、
てんてこ舞い状態でしょう。
・・・当坂入事務所は、余裕のヨッチャンです!!!
週末ぐらいは「税金」の事を一瞬でも忘れて、脳内をリフレッシュ
する意味でも、この「雑学」メルマガをお薦めします。
さて、今週もチャンバラ小説からの雑学で、「刀」
・・・・⇒「刀の話」は今年一杯位続きそうです。
TZC<103>:刀剣について:其の13
(12)相模の国:藤源次助真(日光助真)
藤源次助真は、正元年間(1259~1260年)の、備前の国(
の福岡一文字派の刀工です。鎌倉北条執権に招聘されて相模の国に
移住し、鎌倉鍛冶の基礎を固めた名匠の一人とされています。
前述のように、備前三郎「国宗」、左近「国綱」
国へ移住し、後に伝わる「相州伝」の技術を完成させました。「
備前伝」と「国綱の山城伝」に加えて、
て「鎌倉一文字派」を興しました。
この時期の代表的な作刀が、後の「徳川家康」の愛刀「日光助真」
家康が東照神君として奉られている日光東照宮に、
安置されているこの「日光助真」の刀身は、二尺三寸九分、
咲き乱れる様子に似ていることから「丁子刃」と呼ばれています。
福岡一文字派の華麗な刃紋が特徴的で、加えて、
な雰囲気も持ち合わせ、晩年まで武芸の鍛錬を欠かさなかった「
佩刀としたことは納得のいく刀剣でしょう。
秀吉が所蔵し、秀吉没後は加藤清正から家康に献上された経緯から
元来の華美な拵えから、
直させたのだと伝わります。つまり、
華麗な拵えを保存し、刀身は「白鞘」で十分のはずです。
家康は、あくまでも「日常の武用刀」
より実用性の高い「黒漆塗りの刀装」
ます。
評価⇒日光助真:1500万円~
余談ですが、愛読する佐伯泰英氏の著作「交代寄合伊那衆異聞」の
主役である「座光寺藤之助爲清」が長崎から清国、ベトナム、
マレーシア、シンガポールなど東シナ海を中心にして「
スケ」として「藤源氏助真:二尺六寸五分」を腰に、
31.3.8 坂入 拝
*来週は、相模の国:五郎入道正宗です。