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ならぬものはならぬものです・・・

2019年04月17日

おはようございます。 
 
東京税経センターの市村祐記です。 
 
 
 
 
職場によくある「人の問題」について 
 
「人材育成の基本」を踏まえて“あるべき姿” 
 
をお伝えしています。 
 
 
 
 
今回は「ならぬものはならぬものです」です 
 
 
 
 
4月13日(土)、14日(日)に実母と妻を連れて 
 
会津にある妻の実家までドライブに行きました。 
 
 
 
母は40年位前に、今は亡き父と一度訪れたとのことで 
 
とても懐かしく、楽しみにしていたのだそうです。 
 
 
 
妻の実家へ行き、お父さん、お母さんに 
 
挨拶した後、17:00ごろ湯野上温泉の旅館にいくと、夕食後の 
 
「19:00からの『鶴ヶ城の夜桜ナイトツアー』に行きますよね?」 
 
と言われるがままに参加。20人ほどで夜のお城を探索しました。 
 
 
 
 
まだ桜は咲いていませんでしたが、ライトアップされた 
 
天守閣やつぼみの桜がとてもきれいで、 
 
参加者は皆大喜びでした。 
 
 
 
なんでも、この近くに温泉宿はたくさんあるけど 
 
ナイトツアーをやっているのはここだけだそうで、 
 
シーズンにあわせて、蛍を見たり、星を見たり、 
 
紅葉を見たり夜桜を見たりと、 
 
楽しいガイドのおじさんの解説を聞きながら 
 
懐中電灯片手の夜の穴場探検は大人気です。 
 
 
 
※ちなみに高校のとき夏休みに妻はこの旅館で 
 
アルバイトをしていたそうです。 
 
 
 
 
翌朝、妻の先祖の墓参りをして 
 
猪苗代湖、磐梯山方面へハンドルを切りました。 
 
 
 
鶴ヶ城から猪苗代湖へ行く途中に、白虎隊の学び舎である 
 
会津藩校「日進館」(当時のままを再現した学校)があります。 
 
前回訪れた際は広大な学校を見て回りました。(今回は素通り) 
 
 
 
ところで、この「日進館」の駐車場に大きく“什の掟(じゅうのおきて)” 
 
が掲げられているのをご存知ですか? 200年ほど前、会津で 
 
6歳から9歳までの武家の男子が守るべきだと教えられた掟です。 
 
 
 
↓什の掟 
 
https://nisshinkan.jp/about/juu 
 
 
 
会津では、“什の掟”(現代版にしたもの)を 
 
今でも小学校で毎朝唱和しています。 
 
 
 
 
わたし達の毎日の仕事では“什の掟”が直接業績に繋がる部分は 
 
無いかもしれません。 
 
 
 
しかし、人として備えておくべき基本があります。 
 
人々を組織として成立させ、強化(チーム化)するため 
 
土台になる考え方を多く含んでいます。 
 
 
 
 
今、テレビや雑誌、インターネットでは毎日のように 
 
立場ある立派な人の問題や不祥事が報道されています。 
 
 
 
 
これらを自社に置き換えたとき、もし、このような人たちが 
 
上司だったら、部下はモチベーションを上げることはできない 
 
でしょう。 
 
 
 
“什の掟”を本当に唱和しなければならないのは 
 
立派に見える大人なのかもしれません。 
 
 
 
 
 
“什の掟”は7つの項目の後「ならぬものはならぬものです」で結ばれます。 
 
この言葉は「“什の掟”は堅く守るべきものである」 
 
という意味です。単にダメなものはダメという 
 
意味ではありません。 
 
 
 
 
 
あなたやあなたのいる組織、チームには 
 
堅く守るべき考えやルールがありますか? 
 
 
 
「ならぬものはならぬものです」 
 
 

そんな押し付けのような考えはダメだという人もいるでしょう。

 
しかし、昔の会津の人々の教えや考えは今のわたし達にとって 
 
学ぶところが非常に多いと思います。 
 
 
 
 
 
 
最後までお読み頂きありがとうございました。 
 
次回もお楽しみに! 
 
 
 

みつかる