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メールマガジン

社員は○○に不満…

2019年03月20日

おはようございます。 
 
東京税経センターの市村祐記です。 
 
 
 
 
職場によくある「人の問題」について 
 
「人材育成の基本」を踏まえて“あるべき姿” 
 
をお伝えしています。 
 
 
 
 
今回は「仕事のやりがい」に関するお話です。 
 
 
 
 
 
先日、あるセミナーで「モチベーションサーベイ」 
 
について話を聞いてきました。 
 
 
 
「モチベーションサーベイ」とは 
 
社員のモチベーションの状態を具体的な項目で調査し、 
 
様々な角度から数値化し、組織のどこに問題があるのかを 
 
洗い出すことで課題を明確にし、効果的な改善を実行しよう 
 
というものです。

 

 

実際に内容を見てみると、多岐にわたる多くの調査項目があり、

それぞれの項目の重要度と満足度をアンケート形式で社員に記入して

もらいます。(この重要度と満足度というのがポイントです)

その結果は会社や社員の状態を判断するきわめて重要な情報になります。 
 
 
 

 
実際に「モチベーションサーベイ」を実施すると、今まで気づかなかった

自社のいろいろなことがわかるのですが、驚くほどほとんどの組織で

大きな問題になるのが「評価」なのだそうです。 
 
 
 
 
 
つまり、社員にとっては「評価」が“とても重要”であり、それなのに 
 
“今の評価になにかしらの不満がある”という回答になるというのです。 
 
 
 
 
 
ならば、手っ取り早く「お金がはいるしくみにすればいいだろう」 
 
それなら「成果主義」がいい!というお声もでてきそうですが、 
 
仕事が“マネーゲーム化”してしまうだけでなく、チームワークや

人材育成といったところで大きな弊害を指摘されることも多く、

解決策としてははなはだ疑問といわざるを得ません。

(人の出入りも激しくなる傾向があります) 
 
 
 
 
 
そして、意外なのは「給与」についての重要度は「評価」ほど 
 
高くなく、満足度も“思ったほど悪くない”という結果が出るといいます。 
 
 
 
 
※一説には「給与」の重要度は高い人は、おカネで不満なら 
 
スグに辞めるからこのような統計には出にくいとも言われていますが・・・ 
 
 
 
 
 
セミナーの講師いわく、いろいろな企業の統計から見えるのは 
 
現代の多くの人たちが考える“モチベーション”や“やりがい”とは 
 
 
・会社に共感できる理念やビジョンがある 
 
・信頼できる仲間と一緒に頑張れる 
 
・組織内での闊達なコミュニケーションがある 
 
・役割、戦略、目標、目的、任務などが明確 
 
・仕事(過程、成果、努力)をちゃんと評価 
 
・評価に見合った キャリアアップ、収入アップ 
 
 
ということになるのだそうです。 
 

ならば、多くの企業は

 
従来の「評価」を工夫することで、大幅なヤル気アップに

繋がるかもしれませんね。

 

 
職場のみんなが明るくいきいきと主体性を持って働けるために 
 
どうすべきなのでしょうか? 
 
 
 
 
単純に「おカネ」だけではないことは確かなようです。 
 
 
 
 
 
下記のHPに働きがいのある会社が紹介されています。 
 
参考にしてみてはいかがでしょうか。 
 
(昨年も紹介しましたが内容が新しくなっていますね) 
 
 
 
 
 
働きがいのある会社 Great Place to WorkR(GPTW)のHP 
↓ 
https://hatarakigai.info/ 
 
 
 
 
 
 
 
最後までお付き合い頂き 
 
ありがとうございました。 
 
 
 
来週もお楽しみに! 
 
 
 

みつかる