MENU

メールマガジン

何をやるか?何をやらないか?どっちが大事!?

2019年05月14日

おはようございます! 
東京税経センターの徐です。 
 
 
つい先日のこと、お客様と銀座のホテルで 
打ち合わせをしていたら、アイスコーヒー 
に紙製のストローがついていました。 
 
 
投棄されたプラスチックによって発生した 
海洋汚染が生態系に影響を及ぼしているとの 
ことでプラスチック製ストローを廃止しよう 
という世界的な動きに伴うものです。 
 
 
ニュースでは聞いて知っていましたが、 
実際に使うのは初めて! 
 
チュチュっと吸ってみると・・・ 
 
 
 
ん??なんかちょっと変な感じ。 
タバコみたいなニュアンス。 
飲み口がだんだんと茶色くコーヒー色に 
染みてきて少しづつベタベタに。 
 
んん?時間が経つと段ボールのような 
味もしてきたぞ・・・ 
 
 
と、なんだかイマイチな感じでした。 
 
 
 
 
ちなみに、あるデータによれば、 
 
プラスチック製ストローの製造原価は 
およそ0.5円/本とのことですが、 
紙製ストローは、なんと5円/本!! 
 
環境問題改善のために10倍ものコストが 
かかるという事態になってます。 
 
 
 
う~ん・・・なんて非効率な。。。 
 
 
てか、ストローって必要?? 
止めちゃえばいいのに・・・ 
 
 
なんて考えていたら、既に米国では 
ストロー廃止の動きだそうで。。。 
 
 
 
効率化の国はやることが早いね! 
 
そういえば、何をやるかということよりも、 
何をやらないかを決めることの方が重要だ! 
みたいな本もあったような無かったような… 
 
 
 
 
 
似たような話題をもう一つ。 
 
 
日本では宅配便の再配達問題が労働問題や 
環境問題を引き起こしているとしてニュース 
になっていますよね。 
 
 
宅配便の約2割が再配達となっているため、 
年間で約9万人の労働力が消費され、運送に 
伴ってCO2排出量が42万トンも増えて 
いるんだとか・・・ 
 
 
 
さて、米国では宅配便の再配達問題は生じて 
いないんだそうです。 
 
 
何故って?? 
 
再配達しないから!! 
 
 
 
受取人が不在の場合は玄関先に荷物を置いて 
いくだけ。だから再配達は必要なし。 
 
 
もし玄関先に置いていった荷物が盗難などで 
消えてしまった場合には発送元負担で再配送。 
 
 
でも、ほとんど盗難や紛失は起こらないそうで、 
再配達にかかるコストよりも、盗難紛失の際に 
補償するコストの方が安いんだそうです。 
 
 
 
これも「やらないこと」を決めた事例です。 
 
 
なるほどネー!! 
やっぱアメリカはデッケーや!! 
 
 
 
 
 
ところで、米国ニューヨーク市は、中心部の 
交通渋滞緩和を目的として「渋滞税」を導入 
することを決めたんだとか。 
 
日本経済新聞: 
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO43213910S9A400C1000000/ 
 
 
 
2021年から徴収開始予定。 
マンハッタン島に入る車から1日1回。 
普通車11ドル、トラック25ドル。 
 
 
かつて英国ロンドンでは2003年に渋滞税を導入。 
1日8ポンド(約1300円)で、一度支払えば何度 
でもロンドン市内に出入り自由。 
 
 
でも、高いよ~・・・ 
ということで、渋滞税導入後、なんとロンドンの 
渋滞は30%も解消されたんだとか。 
 
 
 
 
う~む・・・ 
 
やはり「何をやるかを決める」ことも大事な 
ことなんですよね。 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
来週もお楽しみに!! 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

みつかる