おはようございます!
東京税経センターの徐です。
三連休は如何過ごしでしたか?
私はほぼ家に引きこもりで、今週末の我がTZC
2019年度経営計画中間発表会の準備に勤しんで
おりました・・・
そうです!気が付けばあっという間に7月。
2019年は既に後半戦に突入しているのです。
う~ん、元旦正月に何を食べたのか、まだ明確
に脳も舌も記憶しているというのに・・・
さて、今朝は少し真面目な話題。
7/1から相続法(民法)が改正されましたよー、
というテーマは先々週のこと。
で、7月と言えばもう一つ重大発表が・・・
それは、路線価の改定です!!!
新路線価は以下のとおり(国税庁HP)
↓↓↓
http://www.rosenka.nta.go.jp/
日本一路線価の高い場所と言えば、
東京都中央区銀座5丁目の鳩居堂前。
さて路線価は・・・
バブルピーク1992年
平成4年 3650万円/㎡(1億2065万円/坪)
昨年2018年
平成30年 4432万円/㎡(1億4651万円/坪)
今年2019年
令和元年 4560万円㎡(1億5074万円/坪)
と、新路線価は昨年より2.9%上昇、バブルピーク時
よりも1.25倍まで上昇しています。
平均路線価の上昇率では、沖縄が8.3%でダントツ。
2位は東京都4.9%、3位は宮城県4.4%、全国平均1.3%。
参考記事はコチラ
↓↓↓
https://blogos.com/article/388266/
さて、これを見てアナタは何を考える???
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地価はどこまで上昇するのでしょうか?
東京オリンピックまで??
大阪万博まで??
正確なことは誰にも分かりません。
地価下落時代は、毎年元旦を迎えれば路線価が
下落しますから相続税も安くなります。
だから、最大の相続税対策は「長生き」でした。
では地価上昇時代は???
当然に逆です。お目出たいはずの元旦を迎える
たびに路線価が上昇し、累進課税が適用される
相続税もどんどん高くなるのです。
そうすると、大げさで現金な話で恐縮ですが、
地主お金持ちは、年を越さずに大晦日までに
亡くなることが最大の相続税対策かも・・・?
さあ、どうする??
対策は生前贈与です。
現在1億円の土地が数年後に2億円になると
予想されるのであれば今贈与を考えます。
今、1億円に対する贈与税は約5000万円。
数年後に2億円になった土地が相続になると
約1億円の相続税。
相続時精算課税の活用もアリです。
最終的には相続税で精算されますが、
当面負担すべき贈与税は20%だけ。
贈与してしまえば贈与時の評価額が固定
されますから、その後の値上がり分が
相続税に反映される心配もなくなります。
土地贈与は路線価を基に評価額を決定します。
路線価は元旦を迎えると改定され、新路線価は
7月に国税庁から公表されます。
さて、地価は今後も上昇するのか?
それともどこかで反落するのか??
将来まだ上がると予想するなら贈与は
年内の実行がオトクです。
相談は税理士へ。
実行は自己責任で・・・
あ、ご相談は、
TZCへGO!!!
でした(^_^)
来週もお楽しみに!!