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メールマガジン

卒哭忌って?

2019年01月28日

おはようございます!
東京税経センターの井本です。
 
インフルエンザが
全国的に猛威を振るう中 

同様に流行している
いわゆる胃腸風邪に
先週、恥ずかしながら
感染してしまいました。 

 
発熱と下痢の症状で
急ぎ病院に行くと 

 
インフルエンザのように
出社禁止ということはないが 

公衆衛生的に外にいない方が望ましい 

とかかりつけのお医者さんから
言われてしまいました。 

 
公衆衛生的にいない方が望ましい 

人はそれを”ばい菌”と呼びます(泣) 

 
愛するTZC内でも
結構なばい菌扱いを受けたので 

最低限行わなければならない
急ぎの仕事だけ行って 

早めに帰ってすぐに寝ると
気づけば丸一日
なにも食べていない状況になりました。 
 

お正月に太った分
すっかりこれで元通りになりました(笑) 
 

と、ツラい思いをしたので
今日は相続のお話です。 
 

「卒哭忌」という言葉、
ご存知ですか? 

 
仏教用語で
人が亡くたって百箇日経ったときの
ことを言うのですが、 

 
「卒とは、「おわる、終える」、
哭は、慟哭(どうこく)という言葉のように
「大声を上げてなげき泣く」という意味です。
忌は、ここでは「仏事」という意味です。」 

西楽寺ブログ
http://www.imacoco.net/hirahou/77-49/100niti/ 

亡くなって百日経った頃に
亡くなったことの悲しみから
そろそろ卒業しましょう、
ということです。 

逆に言えば、
その100日経つ前は
グリーフケアの観点からも
変に無理したり
頑張ったりしない方がいいようです。 

 
私自身も数年前に
父が亡くなったとき、 

しばらくは悲しみにくれていましたが 
繁忙期だったこともあり
夢中で仕事をして 

時の経過とともに
いなくなったことを
受け入れられるようになり 
次第に元来の明るさを
取り戻せたと思います。 
 

ただ、現実には
役所の手続きからして
悲しいからと言って
100日も待ってくれないことが多いです。 

亡くなったことを届け出て 
 
受給されてた年金を
止めたり切り替えたり 

 
四十九日の法要をやって
香典返しを送って・・・ 

 
自分で全部やろうとすると
悲しみに暮れている
暇もないくらい
様々なことが待っています。 
 
 
残された借金が
正の財産よりも多かったときに
3ヶ月以内に行わないとできない 

『相続放棄』の手続きがあったり 

 
亡くなってしまった人の
確定申告である 
『準確定申告』も
原則4か月以内ですから 
100日目から動き出そうとすると
あっという間にその期限が来てしまいます。 
 

 
相続税の申告がなかったとしても
遺産分割協議をして
財産を分ける作業もあったりします。

 
相続って何かとやることが多いのです。 

 
葬儀は葬儀社さんにお願いするように

早めに相続も専門家に相談して 

遠方の戸籍やら
不動産に関する書類の取り寄せとか
細かいことからでも
お願いできることは頼んでしまった方が 

手続き的にも楽になりますし
同時に気も楽になります。 
 

気が休まる 

故人が亡くなった後
特に高齢の遺族にとっては
これほど大切なことはないかもしれません。 

ゆっくりと故人の死と
向き合うこともできます。 
 

愛する家族がいなくなってからの
新たな出発ができるようにと 

私たちTZCは
そんな気持ちで
相続のお手伝いしています。 

・・・と 

風邪ひいて寝込んでいたら
すっかりおセンチなメルマガに
なってしまいました(笑) 

さあ、今月もあっという間に今週で終わりです。
風邪に気を付けて頑張っていきましょう! 
 
 

みつかる