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東京税経メルマガ



「~できないことになっています」は大嘘(2018/05/10)


 

 

 

 

おはようございます!
税理士の松嶋と申します。

 

本メルマガは、皆様が怖い怖い
とおっしゃる税務調査に対し、
勇気をもって戦えるノウハウを
解説しております。

 

私のパートは【毎週木曜日】です。

税務調査について分かりやすく
解説していきます。

 

 

 

それでは、第百六十四回目。

 

テーマは、

「「~できないことになっています」は大嘘」です。

 

税務署と交渉する際、税務署から必ず言われることの一つに、

税務署は外部にFAXを送れないことになっている

このような説明があります。FAXすると誤送信があるから、というのが
その理由です。

 

しかし、先日相談を受けた税務調査事例では、税務署が考える税務調査の結果案について、
税務署からFAXがなされていました。

 

FAXは送付できない、などと言いながら、現実に税務署から送付されたFAXを目にすると、
税務署は嘘をついていることがよく分かります。

 

このため、FAXの送信ができないなどと指導される場合には、本記事を基に、そんなことあるはずがないと、
強硬に反論してみてください。

 

もう少し掘り下げてみると、そのFAXを送付した者は、

税務署長クラスのアツガミ特官

でした。簡単に言えば、税務署内部で相当の権力を持つ職員です。

 

税務署長クラスの職員であっても、「特官」という名前がついて、税務調査を行うことがありますが、
このような特官をアツガミ特官といいます。

 

アツガミの権力は税務署内部では非常に大きいですから、本来禁止されているFAXの送信についても、アツガミの命令で
送付を認めざるを得なかった、ということが真実なのでしょう。

 

行政の統一性などと言いますが、その統一性は権力によって、こんなに簡単に覆るのが税務行政の実態なのです。

 

こういうわけで、

・ 税務署の言うことは全く信用できない
・ 納税者に守るように押し付ける税務署のルールは権力によって簡単に瓦解する

このような情けない事態があることについて、皆様にもご理解いただけると思います。

 

このような税務署のいい加減さを知った上で税務調査の交渉に臨んでいただくと、
不正取引や明らかなミスがある場合は別にして、

強気な交渉ができるため、極めて有効な譲歩を得ることができる

と思われます。

 

ところで、このような話をする時に思い出すのは、納税者が税務署に郵送で提出した書類について、その控えの返信を受ける場合、
必ず返信用封筒を同封の上、切手を貼って出さなければならない取扱いの意味についてです。

 

郵送代といっても金額は大きくありませんので、仮に切手を貼り忘れた納税者がいても、郵送代は税務署の負担で返信していいと現職時代には
思ったものです。しかし、安易に税務署の負担で返信するとなると、

返信用封筒に切手を貼って出した納税者に申し訳が立たない

このことから、例外を作らず「必ず切手を貼らせるように」と、当時の上司に厳しく指導を受けたものでした。

 

しかし、この程度の処理の統一性など、いくらでも覆ると今は確信しています。このような矛盾だらけの実務について、
いくらおかしいと思っても、

「偉くならないと何も変えられないよ」

などとそんなことを真顔でのたまう上司もいました。実に嘆かわしい事態と言えます。

 

ある時は納税者の公平を守る組織というものの、その実は権力に媚びる組織。これが国税の実態と言えますが、困ったことに、
このような問題意識を持つと税務署では確実に干されます。

 

干されるからこそ、嘘をついているなどという意識もなく、行政の統一性などそもそもない、いい加減な税務調査が行われるわけです。

 

 

それではまた来週!!

 

追伸、

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