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剣術と刀剣:その5(2018/04/13)


 

 

 

 

おはようございます!
金曜日担当、顧問の坂入です。

 

<剣術と刀剣:その5>

剣術流派の始まりは

 

先週述べました、常陸の国鹿島の「国摩真人」は、約千六百年前の人物

ですが、その創案して体系化したと伝わる刀術「鹿島の太刀」の技を、鹿島

神宮の七家の神官が代々継承し伝えたことから、「七流」或いは「鹿島七流」

と呼ばれました。

 

これが後の世の「関東(坂東)七流」の基礎となったものでした。

 

一方の、西の都では、平安時代になって、東の七流を追うようにして創始

された刀術が「京八流」と呼ばれる刀術でした。

 

十二世紀の京・一条堀川に実在した陰陽師で、文武両道に長けていた「

鬼一法眼」が、自らが創案した武術を鞍馬山の僧兵八人に、授けました。

 

鬼一法眼の武術(特に刀術)が八人の僧に継承されたことから「京八流」

或いは「鞍馬八流」と呼ばれるようになりました。

 

一説によれば、この八人の伝承者の内の一人が「牛若丸:源義経」であ

り、瀬戸内での平家討伐の際の「八艘飛び」は、その表れだと言われてい

ます。

 

東国の「関東七流」、西国の都の「京八流」を、日本の刀術の二大源流と

する「剣術の流派」の本格的な隆盛は、室町中期まで待つ事になります。

それまでの武術の中心は「刀術」ではなく、相変わらず「弓馬の術」でした。

 

鎌倉時代までは殆ど顧みられなかった「刀術」を独創の修練と体系的な

刀術として流派を為すに至ったのは、「念阿弥慈音(ねんあみじおん)」を

祖とする「念流(ねんりゅう)」だと言われています。

 

*念流 ⇒念阿弥慈音:常陸の国・・・後の「馬庭念流」へ

 

次いで、世間に認められた刀術が、下記の「三大流派」と言われるもの

です。

1.天真正伝香取神道流⇒飯篠長威斉家直:下総の国香取神宮
関東七流の鹿島の太刀をベースとして創案され、塚原卜伝
の「新当流」へ・・・後の薩摩示現流まで

2.陰流 ⇒愛洲移香斉久忠:志摩の国
上和泉伊勢守の「新陰流」へ伝わり、「柳生新陰流」等々へ
・・・後の直新影流まで

3.中条流⇒中条兵庫頭長秀:越後の国
富田勢源の「富田流」へ伝わり、「佐々木小次郎の「厳流」、
伊東一刀斉の「一刀流」から小野派一刀流を経て各一刀流へ

*京八流⇒吉岡流⇒圓明流⇒二天一流(宮本武蔵の二刀流)へ

 

弓馬の術から刀術の時代への変換期の「刀術」草々時期の源流を述べ

ましたが、個人技の刀術にスポットライトが当たるまでの武術について

次回は、簡単に述べたいと考えています。

30.4.13  チャンバラ小説担当 坂入 拝

 

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