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〔休日版〕“ビジネスに効く人材育成の基礎知識”第28 回目(2018/04/07)


 

 

 

こんにちは! 市村祐記です。

 

毎週土曜日のお昼に

社内の“あるべき姿”についてお話しています。

今週もお付き合いください。

 

今回のテーマは

“「守・破・離」から何を学ぶか”

についてお話したいと思います。

 

「守・破・離」とは

茶道、武道、芸術などにおける日本の師弟関係のありかた

のひとつで、個人の成長段階をあらわしています。

「守」とは教えを忠実に守り確実に身につける段階

「破」とは教えのなかから良いものを取り入れ、自身に磨きをかける段階

「離」とは教えにとらわれず独自のやり方を創造する段階

 

長い歴史の中で、宗派などの優れた伝統の技や手法を

高い精度で継承し、さらに新しい流派を作るための

知恵だったのでしょう。

 

もちろん茶道、武道、芸術だけでなく

あらゆる現代スポーツにも通じるところがあり

もちろん仕事にも当てはめる事ができます。

 

よく使われている言葉ではありますが、

「若い人はまず、基本からだ!」と後輩の成長を

期待する部分が先行して、つい忘れがちな大切なものがあります。

 

それは“師弟関係”です。

・師は妥協せず当たり前の基本的なことからしっかりと教える

・弟子は甘えやこだわりを捨てて基本的なことから覚える

「継承する責任」と「修得する覚悟」があって成立するもの。

 

昔から良い“師弟関係”ができると人材が育つといわれています。

 

では良い“師弟関係”を作るには“師となるべき立場の人”は

どうしたらいいのでしょう?

 

完璧なんてありませんが、少なくとも師(先輩)は

 

・教えられるだけの何か(スキル、技能、考え、理論等)を持っている

・仕事で成功や失敗の経験持っている、実績を持っている

・ものごとの道理を理解し、優れた人格を持っている

・弟子(後輩)に成長してもらいたいという強い思いがある

 

このようなことが挙げられると思います。

※弟子(後輩)が師(先輩)に対して上記のような事を感じたとき

には“師弟関係”は50%くらいは出来上がっていることでしょう

そして

 

・師(先輩)が弟子(後輩)の現状をみて客観的に評価してあげる

・今後の目標や方向性、課題を具体的に共有する

・進捗と効果を定期的に確認

・具体的なアドバイスをしていく

・上記を繰り返す

 

このような事をしていけば“現代版の師弟関係”への

近道になると思います。

先日、ある上場企業の総務課長が

「30歳を過ぎてもちゃんと挨拶もできない、話していても

人の顔も見ることも無く、首をかしげたまま足元を

見ながらハァとうなずくだけ。書類を提出すれば不手際ばかり。

これがウチの幹部候補だ」と嘆いていました。

「先輩がそのままで放置しているとは、企業も大きくなると

みんなずいぶんおおらかになるんだな」と私が言うと

「その若手幹部候補の上司なんだけど、面倒な事は一切関わらずに人に

やらせるんで社内でも有名。失敗すれば人のせい。成功すれば自分の

手柄にして部長までのし上がってきた。自分では何もできないんだよね」

とのこと。

このような“師弟関係”では困りますよね。

 

“師をそのまま模倣するだけでは師以上にはなれないけれど、

その考えをよく吸収消化して自ら励んでいけば、師以上の人物になれる

かもしれませんね” by 松下幸之助

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