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売主が非居住者なら・・・ご用心!(2018/03/20)


 

 

 

 

おはようございます!
東京税経センターの徐です。

 

先週末は個人的な確定申告打上げと称し、
家族スキー旅行へ行ってきました。

 

お客様のご家族も一緒でしたが!(^^)!

 

1987年、映画「私をスキーに連れてって」の
公開によって日本は爆発的なスキーブームと
なり、スキー人口は1993年に1,770万人と
ピークを迎えました。

 

懐かしいですね、ユーミン・・・

今の若者はあまり知らないことでしょう。
苗場プリンスとか湯沢とか。。。

 

で、現在のスキー人口は減少の一途。
なんと550万人程度なんだそうです。

 

私がスキーを始めたのは小学生の時でしたが、
リフトやゴンドラなんて1本乗るのに30分待ち
なんて状態がザラでした。

下手すりゃ1時間待ちなんてことも。

 

が、今やスキー場ガラガラ。

私達のように純粋に毎年スキーを楽しむ
家族にとっては有難い限りですが、

ブームでいくつも作られたスキー場は
きっと経営も大変でしょうね。

ま、ゴルフ場も似たようなもんでした・・・

 

 

 

さて、ガラガラのスキー場でしたが、
フ~ム・・・と思ったことがあります。

 

それは、外国人客の多さです。

 

 

北海道のニセコや長野の白馬など、
日本には素晴らしい雪質のスキー場が
多々ありますが、ここに外国人客が
どっと押し寄せているのです。

 

特にオーストラリア人やカナダ人、
中国人などの富裕層が長野県白馬の
スキー場近辺の不動産を買っている、

というのは今や有名な話。

 

趣味と実益を兼ねてコンドミニアム
を購入し、シーズン中は自分たちで
思い切り満喫し、

シーズンオフには他人へ家具付き
コンドミニアムとして賃貸するのです。

 

 

もちろん、それはそれでOKです。

日本人だってバブル期にはハワイの
不動産を買いまくった時代がありました。

 

同じことです。

 

 

ここで私が税理士として注意したい
ことはただの1つだけ。

 

それは・・・

 

不動産売買に伴う【源泉徴収義務】です。

 

 

不動産の売主が非居住者の場合には、
買主は【源泉徴収義務】を負います。

 

非居住者から不動産を買う買主は、
代金から10.21%差し引いて、これを
税務署に納付する義務があるのです。

 

 

外国人が活発に日本で不動産売買を
行っているのですから、売主・買主が
外国人、非居住者のケースに遭遇する
のは珍しいことではありません。

 

売主として不動産を非居住者に売る
という場合には何も問題ありません。

 

が、自分が買主の場合には、
【源泉徴収義務】が生じるのです。

 

 

これを忘れてしまうとトンデモない目
に遭ってしまいます。

 

例えば1億円の物件ならざっと1000万円
を源泉徴収して納付です。

源泉徴収を忘れて1億円を相手に払って
しまった場合であっても、源泉徴収を
失念したのは買主ですから、

税務署は容赦なく買主に請求します。

 

不納付加算税、延滞税、果ては差押え
処分まで・・・容赦なしです。

 

 

本当に要注意です!

 

 

この話に関しては過去に事例を交えて
お伝えしているので是非ご参考に!!

 

バックナンバーはコチラ

↓↓↓

源泉徴収「義務」は恐ろしい・・・
http://nnp.y-ml.com/cs/Daily/1814/2087

 

 

 

実は、私も今の自宅を購入したのは
非居住者からでした。

 

なので、当然に売買代金から源泉徴収
をして税務署に納税しました。

 

ここで注意点は、仲介業者はこのこと
に関して無知・無関心であること。

そして、仲介業者には一切の責任がない
ということです。

 

売主が非居住者であるか否かを確認
する義務は買主本人にあるのです。

 

 

 

ということで、

 

不動産を買う方は、売主が居住者
か非居住者かきちんと確認です!

 

売主が外国人の場合はもちろん、
長期海外出張だとか、海外にいる
から連絡取れない、なんて場合
には特に要注意です。

 

都心タワマンなんてのも、爆買いで
外国人が買い漁った可能性も・・・
こんな売り物件にも要注意。

 

 

 

最後に、

源泉徴収を失念してしまった買主は、
当然に売主に請求することができるの
ですが(所得税法222条)、

売主から回収できるかどうかという
のは全く別の話です。

なにしろ相手は海外。日本語が話せる
かどうかも分かりませんし、

そもそも連絡が取れるのか・・・

 

 

そして、回収できるか否かに関わらず、
税務署は容赦なく源泉徴収を失念した
買主に請求するのです・・・

 

 

くれぐれもご注意を!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

来週もお楽しみに!!

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