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東京税経メルマガ



逆・医療費控除の提案(2018/03/19)


 

 

 

 

おはようございます!
東京税経センターの井本です。

 

先週、やっと
確定申告が終わりました。

 

2月の上旬ごろに高熱を出してから

咳だけが治らず

そして、先週には
鼻水が寝ても覚めても
溢れ出るという

 

疲れていても
しっかり睡眠をとれない
状況が続き、

 

毎週近くの病院に通っては
お薬を処方してもらっていました。

 

改めて、
普段の健康の大切さと

いざという時に
頼れる病院が近くにあるという
心強さと

 

家でも事務所でも
どこでもばい菌扱いされる日々に

愛しさと切なさも加わって
今は胸がいっぱいです。

 

40歳あたりから私自身
医療費控除のお世話になっている年が
増えている気がします。

 

 

さて、その医療費について

 

平成29年から導入された
『セルフメディケーション税制』

 

こちらの使用状況を
TZCのスタッフに確認したところ

 

弊所クライアント内では

 

なんと・・・ゼロ!
(3月16日調べ。当日の有休取得者からはヒヤリングしていません。)

 

制度導入前の記事によると
400億円の医療費削減につながるとのこと。

 

JCASTニュース
「一般医薬品で健康を増進する
新税制で400億円の医療費削減効果を期待(2015/10/3)」

http://nnp.y-ml.com/cs/Daily/1808/2087

 

よくよく記事を読むと
1852世帯が適用されるという見込って・・・

 

それだけの見込み数だけで

 

突然発生した

全国の薬局のレジシステムの修正対応の費用と

全国の会計事務所の職員の負担のことは

考えられたのでしょうか?

 

私がケンシロウだったら

政策導入担当者を見つけ出して

 

これはだれだれの痛み

これはだれだれの痛み、

そしてこれは俺の痛みだー!

 

と言いながら
あらゆる経絡被孔を
突いていたかもしれません。

 

ちなみに、選択適用で相対する
寄付金控除の税額控除額は
平成27年度は約3800億円でした。

 

第141回 国税庁統計年報 H27年度版 P180参照
http://nnp.y-ml.com/cs/Daily/1809/2087

 

 

弊所内でほぼ使われなかったと思われる
この税制を簡単に説明すると

 

医療費抑制の一環で、

健康の維持増進及び
疾病の予防への取組み
(健康診断、がん検診、予防接種など)を行った人が

平成29年1月1日から平成33年12月31日までの間に、

 

自己とその生計一親族が
スイッチOTC医薬品を購入したら

 

その購入費が
年間トータル12,000円を超えるときは、
その超えた金額(MAX 88,000円)について、

その年の総所得金額等から控除するというものです。

(この税制と医療費控除の選択適用になります。)

 

ちなみにスイッチOTC医薬品とは、

医療用から一般用に転用された医薬品で

処方箋なしで薬剤師さんのいるカウンター
(Over The Counterの略でOTCなのです。)
で買えるお薬のことです。

 

年々膨大化する

社会保障費を何とか抑制するために

 

昨年からの4年間で
効果があるのかを測定するために
設けられたこの制度、

 

といいつつ
TZCのお客様には
ほぼ使われなかったと思われるので

 

この制度の疑問点、問題点を列挙してみました。

 

①制度自体の周知、広報がそもそも甘かったのでは?

 

②12,000円の足切りは高くない!?
制度普及のためにもっと下げてもいいのでは?

全部自費での購入でしょ!

 

保険で買ったら薬代で70%の公費が使われるわけです。
(個人の税金は最高税率でも55%ダヨ!)

 

広く使ってほしいなら
もっと敷居を下げないとダメなのでは?

 

③何もしないで病院に行かなくなると
かえって悪化して医療費が高くついてしまうので
定期健康診断などをその前提条件に付けていますが

 

ホワイ ジャパニーズ ガバメント ピーポー

 

その定期健診代や予防接種代などは
なぜ 控除の対象にならないのさ?

 

要件に求めているんだから
控除しないとおかしいでしょ!

 

④その定期検診は、確定申告する本人が受けていないとだめで
扶養に入っている人たちは特に要件とされていないのですが、、、

 

ホワーイ!! なぜ?

 

扶養に入っている人たちだって
検診とか行かないで勝手に悪化したりしないの?
(何が違うのさ!?)

 

・・・まだまだあるのですが、
紙面の関係でこの辺にして、

 

 

話を少し変えて続けます。

 

29年の医療費控除から

これまで頑として領収書しかだめ!と言っていたのに

『医療保険者から交付を受けた医療費通知』

の添付でOKとなりました。

 

この『医療保険者からの医療費通知』で

1年間でどれだけ
保険適用の医療費を
使ったかが分かります。

 

これを踏まえて井本は
医療費抑制のための

 

施策を考えました。

 

その名も

『逆!医療費控除』です。

 

先ほどの『医療費通知』と、

 

セルフメディケーション税制で
提出を求めた『定期健康診断表』を添付して

 

一定の健康のための取り組みをしつつ、

 

実際に公的な医療費を
<使わなかった人(世帯)>に対して

 

税金を安くする!

 

という制度です。

 

税金が安くなる人は

保険診療を使わなかった人&

健康診断の成績がいい人&

健康維持のためにお金(自己負担)を使った人

 

です。

 

よくよく公的な医療保険制度を考えれば

 

最低でも70%、

高齢者なら90%、

子供なら100%

の面倒を見てくれて

 

さらに、高額になった場合は
『高額医療費』として

 

医療費の負担を公的に
補助してくれているわけです。

 

税制上でも
『医療費控除』を行っている今は

 

ある意味、

多くの医療費を使っている人に

 

さらなる経済的な恩恵を
与えていることになります。

 

代わりに、
自助努力を求めるわけですから

予防接種代だけでなく
風邪マスクや手洗い後の消毒液、うがい薬などの
病気の予防に関するものも
控除の対象にしたり、

 

マラソン大会(すスパルタンレースも)の参加費用や
スポーツジムの月会費などの
健康促進への意識を高めると
認められるものも

 

控除の対象に加える(加えたい?)のです。

 

また、他の控除の見直しも合わせて行う必要があります。

 

現行の生命保険料控除が

「一般」、「個人年金」、「介護」の

「一般」から「医療」を独立させることで

 

その控除額を増やし
民間の医療保険の加入を促すのです。

 

(別途障害者控除の拡充も必要かもしれません。)

 

 

いかがでしょうか?

 

目的の趣旨から考えて
現行税制の代替案を提示してみました。

 

土日、いい天気だったのに
風邪を治すべく家でゴロゴロしていたので
うっぷんがたまっていたようです(笑)

 

さあ、今週も頑張っていきましょう!

 

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