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〔休日版〕“ビジネスに効く人材育成の基礎知識”第23回目(2018/03/03)


 

 

 

こんにちは! 市村祐記です。

毎週土曜日のお昼に

社内の“あるべき姿”についてお話しています。

今週もお付き合いください。

今回のテーマは

“部下の一撃”

についてお話したいと思います。

 

ある会社の実話ですが、

上司と部下の言い争いの現場の様子です。

 

課長「○○君の作ったそんな確認表では

使いにくいから、もっと右側に備考欄を作って

左端に連番をつけないと…」ダラダラ

 

○○「でも、そうすると私が入力するときに

横の欄が長すぎて入力に時間がかかるし、間違え

やすいし、確認するときもこっちのほうが

見やすいからこのようにしているのです」

 

課長「○○君は知らないだろうが、リーダー会議で

この表では、状況がよくわからないって部長が

言っていたんだ。君はなぜ上司の言うことに

素直に従うことができないんだ?」

 

○○「この確認表は、リーダー会議の状況報告

に使う目的で作られていません。そのように使っていた

のは初めて聞きました。どう利用するかは

ご自由ですが、普段から状況を把握されているならば、

ご自身が部長に説明するべきではないですか。

確認表を入力するのは私ですし、

利用しているのは私を含む現場の人間です。

課長は入力もしないし、普段は確認表のチェックも

されていないように思いますが」

 

課長「…」ムッとした表情で退散

このケースでは、

課長が普段から課長としての仕事をせずに

大切なことは部下任せで、上役の顔色

ばかりを見ていることが見え見えだと

○○君に見抜かれて(思われて)いたようですね。

 

おそらく部長はリーダー会議で

確認表の数字の報告だけですまそうとした

課長に対して、「状況報告になってないないけど、

キミ大丈夫?ちゃんと管理できてるの?」

と言いたかったんでしょうね。

でも課長はそんなことも理解できずに

「部長がこの書類はダメだと言っていることを

わざわざ教えてやっているのに、○○君は

口答えばかりして直そうともしないダメなヤツだ」

と真剣に考えてしまったようです。

 

これを課長がまわりに言い出すようになると

組織がどんどん歪み、ねじれていきます。

社内的な信用や権限は上司(課長)に分があります。

現場の少数だけが○○君のことを

理解していたとしても、権限を持つ

人は偏った価値観を共有して、偏見の

目で○○君を見てしまう危険性があるのです。

 

よく「現場主義」とか「現場の意見を尊重しよう」

とかいいますが、現場の人たちの意見を聞くのは

もちろん大切ですが、

 

「俯瞰的な視点で本質を捉えているだろうか?」

 

部下を持つ人たちはそのような、

ものごとの“本質”を見極める目がとても大切だと思うのです。

”世間において常識とみなされていることに対して、

疑問を呈する勇気を忘れてはならない。健全な猜疑心こそ、

ものごとの裏に潜む本質を見極める近道である”

byロバート・ルービン (アメリカ合衆国の銀行家・財政家)

 

 

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