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〔休日版〕“ビジネスに効く人材育成の基礎知識”第21回目(2018/02/17)


 

 

 

こんにちは! 市村祐記です。

毎週土曜日のお昼に

社内の“あるべき姿”についてお話しています。

今週もお付き合いください。

今回のテーマは

“経営者と現場のズレ”

についてお話したいと思います。

「経営者の考え方」や

「会社の方向性」を全社に共有する

ことがすべての企業で重要視されています。

 

そしてその多くが方針に

「人を育てる」ということを掲げています。

 

経営者は幹部や管理職に言います。

「ウチの課題は人材育成だ。だから部下や

後輩の面倒をちゃんと見てください。

そして育ててください」と。

 

しかし、最近の組織形態や企業の体制を

見てみると、人材育成が実を結ぶかどうかの

カギを握っているのは、更に実務の現場に近い

役職がないような先輩の方々のケースが増えていると

私は感じています。

そこには従業員の定着率や

欲しい人材がなかなか入ってこないといった

事情が関係しているのでしょう。

 

現場をまかされているけれど

まだ役職もないような方々の多くは、実務の能力は

とても素晴らしかったりします。しかし、

「人を育てる」ということについては

あまり経験が無くやり方がわからなかったり、

未熟であることも多いようです。

 

そのような方に「ウチは後輩の育成指導に力を入れる

から頼んだよ」と指示を出すと、“現場で誰かが失敗を

起こせば、自分の責任にされる”と思い込み、

指導、育成することを忘れて、失敗する後輩につらく

あたったりすることが発生します。

 

逆に後輩がどんどん伸びるようになれば、

“追い越されて自分の価値が低くなる”と思い込み、

後輩の足を引っ張る言動をする場合もあります。

 

このようなことは“人間の本性”として

昔からよくあるということを皆が知っておくと

対策や改善もしやすいでしょう。

 

そして経営者や管理職は

“出した方針が健全に進められているか”

という視点で現場を見ることが大切です。

 

デキる経営者や管理職は長期出張から会社に

戻った際、組織が10人くらいまでなら3分も事務所にいれば

「仕事が順調か、人間関係に異常はないか総ての状況はわかる」

といいます。

経営者や管理職はそれに近いような

ものの見方を鍛えるべきだと思います。

 

そして何より大切なことは、会社の重点課題である

“人材育成”は、組織にとって、自分にとって、後輩にとって

「どんな意義があるのか?」をそれぞれが深く理解すること

だと思います。

 

もちろん“意義”は役職や立場によって変わるでしょう。

例えば、個人面談を実施しているならそのような場所で

しっかりと話をして共有しておくべきでしょう。

時間をかける価値があると思います。

“人は教えることによって、もっともよく学ぶ”

 

by セネカ (ローマ帝国の政治家、哲学者、詩人)

 

次回もお楽しみに

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