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〔休日版〕“ビジネスに効く人材育成の基礎知識”第20回目(2018/02/10)


 

 

 

こんにちは! 市村祐記です。

毎週土曜日のお昼に

社内の“あるべき姿”についてお話しています。

今週もお付き合いください。

 

今回のテーマは

“人が入ってこない”についてです。

多くの企業で「人手が足りない」という問題が

ますます深刻化しているようです。

 

先日、友人(ある企業の中間管理職)と食事をしていたときの話です。

 

友人「仕事の現場で人が足りないと上司に何度も訴えているけど、

人が入らなくて…」

 

私「上司は人手が足りていると思っているんじゃないの?」

 

友人「必要だとわかっているから、正規雇用でずっと募集かけているけど

いい人からの応募がないらしい」

 

私「募集の条件が厳しすぎるんじゃないの?確認した?」

 

結局いろいろと話を聞くと

少ないながら、上司が応募者に採用面接をしているとのことでしたが、

せっかく入社しても試用期間でスグ辞めてしまうのだとか。

 

結局このようなことらしい…

 

上司は現場の忙しさを聞いているゆえに即戦力を欲しがる

即戦力なので「経験者」を求める

「経験者」という言葉は立場によって解釈が違う

現場を良く知らない上司は「経験者」という言葉を

頼りに良かれと思って採用する。

期待していた人とは違う人しかが来ないので

現場がギクシャクする。

忙しいなかでせっかく教えてもすぐ辞めるなら

教えてもしょうがない→ストレスが溜まる。

上司に“できる人”の採用を強くお願いする

上司は即戦力を欲しがる

(この繰り返し)

 

では、現場ではどういう人が欲しいのか?

 

もちろん

・仕事の知識や経験が豊富で

・若くて

・会社の考え方をよく理解して

・周囲に気が配れて

・要領よくやってくれて

・几帳面で

・仕事を覚えるのが早くて

・ミスが少なく

・仕事のスピードが速く

・新しいことも挑戦して

・明るくて元気がいい

 

言いたいことはお察しします。でもこのような人は

まず、いません。

 

「人材育成」という視点から言えば

どんなに優秀と思われる人でも

“即戦力”はないと考えるべきです。

(違う会社に来て何も教えずにすぐに仕事ができる

経験者なんているのでしょうか?仕事や組織はそんなに

単純ではないと思います)

ならば、先輩や上司が教えたことや

指導したことが無駄にならないで、

積み上がっていくならばベターではないでしょうか?

そういう人ってどんな人でしょうか?

 

1時間ほど話した結果、友人はこう言いました。

「元気さ素直さと基本的な読み書きそろばん(古い!)と

“協力し合って一緒に頑張ってやります!”という

気持ちがあれば、経験なんてなくても俺が教える」と。

 

さらに私は友人に「上司が必要な人を採用することができないなら

あなたが募集の条件面の提案をしたり、面接も立ち合わせて

もらったらどう?」と提案しました。

 

そのほうが、条件面を見て今まであきらめていた人が応募して

くるかもしれないし、面接でその人の能力も正確に見極められる

かもしれない。さらに採用した際にも、友人はその人を大切に

育成すると思うからです。

 

中長期で事業戦略を考えたとき、

非常に困難でも即戦力の優秀な人材を外部から探しだすのか?

未完成だけど見込みのある人材を時間をかけて育成するのか?

 

「人材採用」が難しい時代だからこそ

「人材育成」が注目されるべきだと思います。

 

“即戦力になるような人材なんて存在しない。だから育てるんだ”

byスティーブ・ジョブス

 

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