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〔休日版〕“ビジネスに効く人材育成の基礎知識”第8回目(2017/11/18)


 

 

 

こんにちは! 市村祐記です。

 

毎週土曜日のお昼に

社内の“あるべき姿”についてお話しています。

 

今年も残り少なくなってきましたが、

あなたにとってどんな年でしたか?

 

今年を振り返ると、私個人の印象としては、

有名人、特に地位ある人の不祥事が

これほど連日話題に上った年も

珍しかったなと感じています。

 

有名人の場合は、法律に触れることをした場合

厳しい非難にさらされるわけですが、

法律には触れないような場合でも、テレビや新聞、雑誌、

インターネットで厳しい制裁を受けます。

 

では、一般の会社員はどうでしょうか?

 

就業規則に明らかな違反はしていないけど

「ギャンブルで周りから借金をしている噂がたっている」

「女性目当てに毎晩のように高額なお店に通っている」

「完全に二日酔い。酒のにおいをプンプンさせて出社」

「ぼーっとして仕事に集中していない事が増えた」

「言動が雑でなんとなく感じが悪くなった」

 

明らかに仕事に影響が出ている状況です。

 

最近では上司や先輩社員はこのような後輩、部下を見ても

見知らぬ振りをする傾向だと聞きます。

 

先輩や上司が見逃す理由としては

1.大人だから本人の自由、本人の責任、自分の人生

2.うまく納得させられる自信が無い

3.嫌われる、恨まれたくない

このようなことが主な原因にあげられます。

 

一方、もし後輩、部下が上司先輩に注意されたときの

言い分は・・・

 

・就業規則は守っているんだからそんなことを

言われる筋合いは無い

 

・大きなお世話。個人のプライベートまで

口を挟まないで欲しい

 

・自分だって二日酔いで出社するでしょ

人のことは言えないんじゃないですか

 

このような反論をされるかも知れません。

なかなか面倒な問題です。

 

すぐに目を覚まして立ち直ってくれればいいのですが

そんな兆しの見えないときはどうしたらいいでしょう?

例えば、ひとつのやり方ですが、

上司や先輩がタイミングを

見計らって後輩、部下を呼び出して

「上司、会社の先輩としてではなく

人生の先輩と思って聞いて欲しいんだが」

とか

「会社の人間としてではなく個人の意見として

言わせてもらうけど・・・」

という切り出しで話をすると真意が

伝わりやすいようです。

 

なぜか?

 

会社の規定は破っていない場合、仕事上の権限や職権

で上司が注意・指摘をするとカドがたちやすいのです。

後輩や部下が「会社や上司、先輩の都合でなぜ自分の

生き方まで変えなくてはいけないんだ?」みたいな自虐的な

思い込みをする場合があります。この発想になってしまう

ともう簡単に修正がききません。

 

仕事上の肩書きや上下関係をなくした状態で

本人の行ないを冷静に指摘し、これからのことを

相手の立場に立って話してあげれば、

「この人、自分のことを心配してくれているんだ」

と立ち直ることが多いようです。

先日は横綱日馬富士が幕内貴ノ岩への暴行事件が

話題になりました。

幕内貴ノ岩の先輩力士への言動が普段から生意気だった

ことが原因といわれています。

もしそれが事実で、日馬富士が同郷の貴ノ岩を教育

しようとしてこの事件が起こったとするならば、

当事者同士、相撲界、ファン、家族・・・にとって

不幸というほかはありません。

上司や先輩は成長過程の後輩や部下を

放置するのでもなく

肩書きや権力など力で従わせるだけでなく

場合によっては人間対人間で愛情を持って説得したほうが

お互いにとって、周囲にとって良いこともあると思うのです。

「管理は非情、指導は人情」

 

ルールや決まりごとには厳格さを追求し

仕事を教えるときには愛情もっておこなうと

人は育ち、組織はまとまるという意味の言葉です。

来週もお楽しみに!

 


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