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東京税経メルマガ



フルネームと前年度の所属は要聞き取り事項(2017/11/02)


 

 

 

 

おはようございます!
税理士の松嶋と申します。

 

本メルマガは、皆様が怖い怖い
とおっしゃる税務調査に対し、
勇気をもって戦えるノウハウを
解説しております。

 

私のパートは【毎週木曜日】です。

税務調査について分かりやすく
解説していきます。

 

 

 

それでは、第百四十回目。

 

テーマは、

「フルネームと前年度の所属は要聞き取り事項」です。

 

税務調査手続き法制化の影響で、税務調査の件数が大きく減少していると言われています。
このため、国税は

7月10日の税務署の定期人事異動直後から、税務調査を実施する

このような、対応をしています。

 

従来は、

9月からが税務調査最盛期

などといわれていました。というのも。

7月は異動直後で動けない
8月は夏休みでゆっくりしたい

このような国税職員の都合があり、税務調査は9月から本腰を入れる、というのが
国税の仕事の流れでした。

 

しかし、税務調査に本腰を入れるタイミングも、7月から、若しくは遅くとも8月から
スタートする、と考える必要があるのです。

 

 

7月の定期人事異動直後の税務調査に当たる注意点として、

新年度の税務署の職員録が発刊されていないため、調査官の経歴を調べづらい

ということが挙げられます。

 

例えば、

「A署の松嶋調査官が調査を担当します」

と国税から事前の連絡をされた場合、職員録は異動がなされる前の前年度のものしかありません。

 

このため、異動前の情報ですから、A署の名簿を調べても、松嶋調査官という担当の調査官が、A署に所属しているとは
限りません。

 

職員録においては、調査官の氏名で検索することも可能です。しかし、松嶋調査官、と言われても、

同姓の国税職員はいくらでもいますので、誰が税務調査を担当するか、具体的に特定することは
難しい

と言えます。

 

このため、新年度の税務署の職員録が入手できる前については、確実に担当者を検索できるように、
所属している税務署や調査官の姓だけではなく、

フルネームや前年度の所属についても聞いておく必要がある

のです。

 

フルネームを聞いておけば概ね間違いはありませんが、同姓同名の職員もいますので、より具体的に
前年度の所属についても聞いておくといいでしょう。実際のところ、職員禄は東京国税局のものしかないのに、

大阪国税局から転属された職員のため、担当者を調べられなかった

こんな問題も指摘されています。

 

フルネームなどの情報を聞き取るとなると、抵抗感があると耳にします。しかし、

法律上、税務調査を行う調査官の氏名(姓だけではありません)は事前の通知事項である

とされています。

 

加えて、調査官としても、

名前を隠そうという意識は全くない

訳で、通常の事前の連絡では自分の姓だけ名乗れば大丈夫という理解をしていますから、皆様が
質問すれば何ら問題なく教えてくれます。

 

税務調査を担当する部署はもちろん、調査官の経歴を見ると、

概ねどのくらいの税務調査能力があるか判断することができる

ため、これらの情報は税務調査前に確実に確認しなければならない事項です。

 

単に異動直後は職員録が発行できていないだけで、国税としても教えないという理解はありませんから、
臆せず聞いてみて下さい。

 

なお、これらの情報を聞きそびれてしまった、という場合の裏技ですが、

国税の定期人事異動速報を見る

というやり方があります。

 

7月10日以降の早いタイミングで、国税の定期人事異動速報を公表する出版社があります。

前年度の職員録と定期人事異動速報を照らしてみれば、調査官の異動後の税務署と、通知された姓だけで
調査官を特定することが可能です。

 

例えば、先のA署の松嶋調査官の場合、異動後の税務署がA署の松嶋という調査官を、
定期人事異動速報で探せば出てきますので、担当者の特定が可能です。

 

蛇足ですが、私は毎年度確実に定期人事異動速報もチェックしています。

 

 

 

 

 

それではまた来週!!

 

追伸、

わたくし松嶋洋の詳しいプロフィール
は以下のサイトからどうぞ!!

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http://nnp.y-ml.com/cs/Daily/1460/2087

 


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