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〔休日版〕“ビジネスに効く人材育成の基礎知識”第5回目(2017/10/28)


 

 

 

 

こんにちは! 市村祐記です。

 

毎週土曜日のお昼に

社内の“あるべき姿”についてお話しています。

今週もお付き合いください。

今回のテーマは

 

Q:なんでもないような失敗で上司が怒ったのはなぜ?

 

あるメーカーの3年目の社員で事務担当のA君が

いきなり私にこんな愚痴をこぼしてきました。

 

A君「請求書のはんこを忘れて郵送しようとしただけなのに、

それを専務に見つけられてこっぴどく怒鳴られたんです」

 

私「専務がたったそれだけでいきなり怒鳴ったりしないでしょ。

何か他に理由があるのでは?」

 

A君「ただのえこひいきですよ。俺だけ憎まれているんです。

商品開発部のB課長なんて新商品開発が3ヶ月も遅れて会社の

販売計画にも響くような問題なのに、専務はいつも笑顔で

話しかけている。俺のミスなんて郵便を送りなおせばいい

だけなのにずいぶん不公平だと思いませんか?・・・」

A君の話を大雑把にまとめると・・・

B課長は大きなミスをしている→がっつり怒られるべき

A君は些細なミスだから→ちょっとだけ怒られるor見逃されるべき

この考え方を少し掘り下げてみました。

Q.一般的にハンコの押し忘れのような些細なミスを起こす理由は?

→油断、緩慢、怠慢、チェック漏れなど→仕事に対する姿勢に問題がある

 

Q.そのようなミスを怒られてA君はどう感じている?

→納得していない。B課長と比べて専務を逆恨みしている

 

Q.注意を受けてどんな態度だったと考えられる?

→少なくとも素直ではなかった→違和感を専務が感じたとしても不思議はない

 

Q.A君の仕事に対する姿勢がこのようだとこの後の仕事ぶりは?

→凡ミスが頻発する可能性が高い

 

Q.なぜ?

→自分のミスを棚に上げて他の人の落ち度を主張するなど、反省する様子が

全く見られないから→本人にとって大きなマイナス

おそらく

専務は注意を受けたときのA君の様子からそんな心のスキを見抜いていたのでは?

だから部長は些細なミスでも怒鳴ったのでは?

一方、B課長は大事な新商品の開発が遅れています。

会社の業績に影響が及ぶかもしれません。

Q.B課長の心中は?

→早く何とかしたいと心の中では誰よりも焦っているでしょう。

(しかし新しい商品のため、いろいろな理由で思うように進んでいない

状況が想像できます)

 

“人は、新しい仕事、苦手な仕事、やったことの無い仕事、責任の重い仕事

は失敗するのが怖くて避けようとする”

しかし、B課長はそんなことからも逃げずに、思い通りに進まない

苛立ちにも耐えながら日々試行錯誤を繰り返しているんですね。

 

だから、専務はB課長に

「大変だろうが、大事な新商品だから頑張ってくれよ!」と励ましているのでは?

上記の内容をA君に「もしかしてこんな感じではないかと思うけど・・・?」

とたずねると、

A君「そうか!たしかに!!(笑顔)」って二言で終わってしまいました。

 

私「タイミングを見て専務に謝っておくべきだと思うよ」

と伝えておきました。

 

このようなケースは、職場の人間関係のバランスを考えると

本来はA君の先輩や同僚の方達が話してあげるのがとても良いのですが・・・

“心を込めて仕事をしなさい。そうすればあなたは必ず成功する。

なぜなら、そういう人はほとんどいないからである” byエルバート・ハバード

次回もお楽しみに!

 


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