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東京税経メルマガ



千葉の偉人(第3回)(2017/10/27)


 

 

 

 

おはようございます!
東京税経センター顧問の坂入です。

毎朝のメルマガは、硬い税務や経営の話だけを読み続
けると肩が凝ってきます。

週末の朝は、税務の話ではなく、わたくし個人の勝手な
趣味となっています「チャンバラ小説・時代劇小説」から・・・。
興味が無い皆さんにも、「こんな見方もあるのだなー」
と・・・・・斜めに読み流していただければ幸いです。

 

下総の偉人:その1「伊能忠敬」第3回

 

一般的には、江戸後期に、下総の国佐原の豪商から50歳で、江戸の天文学者に師事し

「天文・地理学者」として、蝦夷地を皮切りに17年間でほぼ日本全国を踏査・測量して、

「正確な日本地図」を作って、73歳で亡くなった偉人と周知されています。

 

実際は、没した時は日本地図は未完成で、嫡男をはじめとした弟子たちによって、没後

3年の経過、つまり1821年に、日本最初の実測地図「大日本沿海輿地全図(通称:伊能図)

」が完成します。

 

この地図の凄さは、緯度一度の距離は、現代の実測図と比較してもその誤差は1千分の1

以内という正確さだと言われることでしょう。

 

伊能忠敬の生い立ちからもう少し詳しく・・・簡単な年譜を・・・述べてみます。

1745年  上総の国山辺郡小関村(現在の九十九里町)に生まれる

1762年  17歳で、下総の国佐原村の伊能家の養子に入る

1781年  36歳で、名主になります

1794年  49歳で、隠居し「天文・地理学」への志を実行に移します

1795年  50歳で、江戸深川黒江町に転居して、天文方「高橋至時」に師事し蔵前の「支天
台:天文台」まで毎日歩測しながら通い始めます
⇒その目的は「緯度一度の距離を求めて、地球の大きさを知りたかった」

1800年  55歳で、第一次測量で陸奥・蝦夷(青森:北海道)へ向かいます
⇒「緯度一度の距離測定には、長い距離の歩測は必要」と高橋至時の指導
に従ったとの説が、測量の動機だと伝わります

1801年  56歳で、第二次測量で関東から陸奥東部(茨城:福島:宮城:岩手等太平洋側)
を踏査

1802年  57歳で、第三次測量で出羽(現在の青森:秋田:山形:新潟の日本海側)を踏査

1803年  58歳で、第四次測量で東海(静岡:愛知)から北陸(福井:石川:富山)を踏査

1804年  59歳で、正式に幕府御用に登用されます

1805~6年 60~61歳で、第五次測量で畿内(紀伊半島:大阪:京都)から中国(兵庫:岡山:
鳥取:島根:山口:広島)を踏査

1808~9年 63~64歳で、第六次測量で四国(香川:徳島:高知:愛媛)を踏査

1809~11年 64~66歳で、第七次測量で第一回の九州(福岡:佐賀:長崎:熊本)を踏査

1811~14年 66~69歳で、第八次測量で第二回の九州(鹿児島:宮崎:大分:島部)を踏査

1815~16年 70~71歳で、第九次測量(実際は弟子たちだけで測量した)で伊豆諸島を踏査

1816年  71歳で、第十次測量で江戸及び江戸近辺(神奈川:東京:千葉)を踏査

1818年  73歳で、江戸八丁堀亀島町の自邸で逝去、浅草の源空寺(東上野)に埋葬された

1821年  没後3年経過後に、弟子たちに継承されて「大日本沿海輿地全図」が完成

 

佐原の名主時代から「天文」に興味を抱き、名主の財力によって個人的に江戸から天文

に関する書物を取り寄せ独学し、隠居した時には関連の書物が数千冊あったとも伝わりま

す。家業は「名主」としての村の取りまとめをしながら、穀物や薪炭の問屋、新技術であった

酒の醸造などを手広く営み、34歳で奥州松島に旅をし、48歳で「伊勢参り」に出て、伊勢ま

での行程を利用して、緯度や方位の観測を行っていることが日誌などに窺うことが出来、

既に、天文や暦学・地理学に興味を抱いていたことが推し量れます。

 

前述のように、忠敬の好奇心は地図を作ることではなく、地球の大きさを自分の歩測で

実測して求めることにありました。天文方の高橋至時に師事して、黒江町から蔵前の支天

台まで毎日一定の歩幅で歩測しながら緯度一度の距離を算定しようとしたことに対して、

師匠である至時から「こんな短い距離では正確性が不足する。もっと長い距離を踏査する

事が肝心」との指導を受け,最もだと、北方かなたの蝦夷地踏査のきっかけとなったと伝わ

ります。

 

・・・今週は、ここまでにします。何故高齢になってから日本地図の作成に着手したか
動機はご理解いただけたと思います・・・・

 


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