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東京税経メルマガ



平将門(第13回)(2017/04/21)


おはようございます。
東京税経センター顧問の坂入です。

毎朝のメルマガは、硬い税務や経営の話だけを読み続
けると肩が凝ってきます。

週末の朝は、税務の話ではなく、わたくし個人の勝手な
趣味となっています「チャンバラ小説・時代劇小説」から・・・。
興味が無い皆さんにも、「こんな見方もあるのだなー」
と・・・・・斜めに読み流していただければ幸いです。

 

将門公に関しての最終章です!

先週の「昨年の神田明神祭」の続きを述べて、将門公のお話を終えたいと
思います。

<神田祭「神田明神祭」>とは?

神田明神の祭礼は、江戸時代から、裏鬼門を守る日枝神社の「山王祭」と

共に、「天下祭り」と称されて、神田明神氏子町会の36台の「山車」が繰り

出され、江戸城内に練り込みが許され、将軍をはじめ大奥の女性たちまで

が見物したと伝わる盛大な・・・江戸の総鎮守の祭礼ですから当然と言えば

当然ですが・・・祭礼だったのです。

 

千葉県の佐原(現在の香取市)には、「江戸優り(えどまさり)」を標榜する「佐

原の大祭」が、夏は「八坂神社」氏子町会の本宿地区10町、秋は「諏訪神社」

氏子町会の中宿地区12町の各町会が、それぞれ伝統の「山車」を管理し、

祭礼時には、下座のお囃子(佐原囃し)に併せた「手古舞」などが町内を練り

回しています。

 

*平常日は、八坂神社境内の「山車会館」に複数の山車が展示されています。

 

夏の大祭は、7月10日前後の金・土・日曜の3日間、秋の大祭は、10月の

10日前後の金・土・日曜日の3日間、各町会単位から山車が繰り出し、山車

の下座で奏でられる「佐原囃し」の音色に併せた「手古舞い」が要所要所で披

露されています。

この「佐原の大祭」が標榜する「江戸勝り」が、今回ご紹介した「神田明神祭」

の「天下祭り」を凌ぐ祭礼をという意気込みから造られた「山車祭り」だったの

です。

 

神田明神際は、大正昭和の時代の変遷で、電柱・電線が障害となり、「山車」

から「神輿」へと変遷した都内の祭礼と同様になりましたが、佐原の「山車」は

健在です。

神田明神祭は、前述のように、背の高い「山車」から電柱ケーブルが障害とな

らない「神輿」に変わっています。もう一方の天下祭りの「山王祭」と本祭りを1年

ごとに交互に開催し、神田明神祭の本祭りでは、氏子町会108町会からそれぞ

れ1基ずつの「神輿」が練りだして宮入していました。

 

しかし、昨年のご遷座400年祭では、108の全町会から、全ての神輿が練り出

された結果、200基を超える神輿が宮入りしました。

 

テレビの特番放映では、5月10日の「神輿」の宮入の様子を取り上げていまし
た。

 

しかし、祭礼は
・7日の明神社における神輿遷座祭、つまり、三柱の祭神を御霊を神輿にお
迎えする儀式から始まり、

・8日の神職による氏子町会108の神輿に御神霊を遷する」儀式を行い、

・9日は、神行祭、つまり、まず大手町の首塚に神官が参拝して、首塚を最初に
その後に108の氏子町会を、氏子が担いだ神輿を木遣りを奉納しながら巡り
ます。

・10日、ようやく全町会の神輿の宮入です。200基を超える神輿の宮入でした
ので、テレビ放映は、早朝から夕方までのロングランになっていました。

・11日から14日までは、お迎えした御神霊をご接待する儀式が行われます。
「献茶式」「薪能の奉納」などが代表的な式典でしょう。

・15日、最終日です。江戸総鎮守としての「例大祭」です。都民・氏子の幸せと
繁栄を祈願して、御霊をお送りする儀式が行われて、祭礼は終わります。

 

このように、2週間にわたって執り行われる「祭礼」です。氏子の108町会は、そ

の費用を神社に寄進して、「自分たちの祭礼」として参加し、自分たちの行事とし

て、1日だけの、テレビが取り上げるような観光イベントではなく、参加する氏子

自身の財産と時間と体力を削って、これを「供儀(くぎ)」とすることで、地域共同

体によって守られてきた、信仰の儀式なのです。

 

来年の本祭りを、以上のような歴史的背景や江戸庶民の将門信仰を考えながら

見物することも、祭礼への楽しみ方の方法でもあるでしょう。

 

追伸:平将門に関しては、今回で終わります。

大手町の「将門の首塚」への参拝をお勧めします。   坂入 拝

 

⇒さて、来週からは、何をテーマにしたら良いのか・・・お楽しみに!

 


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