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まさか!が起こるとき(2017/04/03)


おはようございます!
東京税経センターの井本です。

 

昨日は長男の幼稚園の入園式でした。

 

年中、年長さんたちも
進級式を兼ねて参加していたため

 

校歌を歌ったり
お祝いの言葉を言ってくれました。

 

その元気な歌声や
大きな挨拶の気持ちよさは

 

大人になっても
大いに通じるものがあるので
とても刺激を受けました。

 

しばらく電話口の声が
異常なテンションで
1ご挨拶させていただくかもしれませんが
何卒ご容赦くださいませ。

 

さて、久々に相続のお話です。

 

ご主人の相続が
発生した時には

ご主人名義のご自宅を

 

前妻のお子さんに
奪われてしまうのではないか・・・

 

そんな心配を
ご相談主の奥様は
持たれていました。

 

というのも、
前妻のお子様は

 

奥様のお話では相当な
放蕩息子のようで

 

これまで、
1000万円以上のお金を
何かにつけては
ご主人より無心されてきたそうです。

 

(なのでこの時点で
ご主人には現預金は
ほとんど残されていません。)

 

ご主人は
私とのご相談の場には
居ませんでしたが

 

ご高齢とはいえ
認知症も進んでいなく
意識もしっかりしているとのこと。

 

遺言書は書きたくない方
とのことでしたので

 

多少の登記費用や
不動産取得税はかかりますが、

 

配偶者の非課税贈与を使って
生前贈与を行い、

 

名義を予め
奥様に変更しちゃいましょうと。

 

速やかに
ご自宅の贈与の手続きは
行われました。

 

ここまでは良かったのです・・・

 

そのご相談から
数年経った今、

 

そのご主人はすでに
お亡くなりになられていました。

 

悲しみも一段落したころ、

 

弁護士名で一通の書類が
届きました。

 

相続財産は
これといったものがないのですが、

 

生前贈与をした
先ほどのご自宅を
〇千万円と評価して

 

自身の法定相続分の半分

 

このケースでは
4分の1の半分で8分の1

 

たかだか(?)
〇百万円ぐらいのために

 

例の放蕩息子が
弁護士に依頼して
遺留分の減殺請求を
してきたのです。

 

しかも自身が生前にもらった
多額の贈与分には全く触れず。

 

生前渡したお金が
ご自宅の贈与と同様に

特別受益と
立証できるかどうかで

遺留分を払うことになるか否か
ということになりますが、

 

なんと、奥様は
ご主人のメモなどが入っている
そのご主人の通帳は
すでに廃棄してしまったとか、、、

 

えっ~!?

 

遺留分を要求してくることは
多額の現金贈与もあったし

主人が亡くなってしばらく経って
何も言ってこないから

 

まさか、まさかないでしょ~

 

と思ってのことのようでした。

 

相続における登場人物は

 

ときに一方の
相続人の想像を超える
行動をしてきます。

 

不動産は登記上
『贈与』として取得原因が
記録に残りますが

 

一方預金の動きは
金融機関に取引履歴が
残されているかもしれませんが

やはり通帳が一番です。
(メモも書いておけますしね)

 

今回のようなケースでは

遺留分減殺請求の時効が
明らかに成立するときまでは

 

きちんと記録を残すように
心掛けましょう。

 

(遺留分減殺請求権の時効は、
遺留分権利者が相続の開始と
減殺すべき贈与・遺贈があったことを
知ったときから 1年後、
あるいは相続開始から10年後です。)

 

 

さあ、新年度のスタート共に
桜のシーズンです。
張り切っていきましょう!

 


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