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預金は遺産分割協議の対象です!? パート2(2017/02/07)


おはようございます!
東京税経センターの徐です。

 

ワタクシ、齢四十にしてとうとう
チャレンジしてきました!

 

そう、聖地エルサレムへの巡礼、

ではなく、筋肉の聖地ライザップへ・・・

 

友人の紹介で体験トレーニング
とやらに行ってきたのですが、
いや、キツかったぁ。。。

 

筋トレなんて20年ぶりくらいですね。
土曜日に行ったのにまだまだ筋肉痛
が治りません・・・

 

ウチの井本はこんなことを毎週毎週
近所の公園で子供達の変な目線を気に
せずにやってるのかと思ったら、
ふと熱いものが頬を伝いました。

 

なんてね。

 

 

 

さ、今朝はさっさと先週の続き。

 

【預貯金】は【遺産分割協議】の
対象になりました!

 

というお話でした。
覚えていますか?

 

先週のおさらいをしますと、

 

預貯金は【可分債権】といって、
相続の際には法定相続分に従って
自動的に分割される財産でした。

 

だから、
遺産分割の対象外だったのです。

 

 

この取扱いが、

昨年12月19日の最高裁大法廷決定
によって変わり、遺産分割の対象
となりました。

 

「……共同相続された普通預金債権、
通常貯金債権及び定期貯金債権は、
いずれも、相続開始と同時に当然に
相続分に応じて分割されることはなく、
遺産分割の対象となるものと解する
のが相当である。」
(2016.12.19最高裁大法廷決定)

 

 

ここまでが前回の復習ですね。

 

 

 

さて、こんな事件がありました。

 

相続人は兄と弟の2人。
残された遺産は3800万円の預金のみ。

ところが、兄は生前に5500万円ほどの
不動産の生前贈与を受けていました。

 

法定相続分は兄弟それぞれ1/2ずつ。
相続時の相続財産は預金3800万円だけ
だから、それぞれ自動的に1900万円
が銀行から払い戻されます。

 

弟がストップをかけます。

 

「兄ちゃんは既に5500万円の贈与を
受け取るじゃろがー!」

「こげな不公平ワシは認めんちゃ!」

 

(一部脚色されております。悪意はありません。)

 

 

一審二審は過去の最高裁判決に従って、
法定相続分に応じて1900万円ずつ分配
するとの判決を下しました。

 

「……預金は相続によって当然に分割
されるので遺産分割の対象外……」

 

 

過去の判決?

 

そうなんです。実は、最高裁では過去に
以下のような判決がありました。

 

「……可分債権あるときは……法律上
当然分割され各共同相続人がその
相続分に応じて権利を承継する……」
(1954.4.8最高裁判決)

 

 

で、こんな不平等があっていいのか?
と自らの過去の判決を見直すことに・・・

 

というのが今回の顛末です。
ご理解頂けましたでしょうか?

 

最高裁が過去の判決を見直した、
という大変貴重な事例です。

また、

生前贈与による遺産分割の不公平
が解消される歓迎すべき変更です。

 

 

とはいえ、

今後は遺産分割協議が成立しなければ
銀行が払い戻しに絶対に応じない、
という扱いになることが確実でしょう。

 

これまでも、

印鑑証明書もってこい!
この書類に相続人全員署名押印しろ!

と強気な銀行でしたが、それはトラブル
を避けたいがための銀行側の勝手な都合
による取り扱いでした。

 

法律通り払い戻ししろー!

と窓口で大声で叫べば法定相続分に
応じた預金が払戻しされる、

などということは二度とありません。

 

 

相続の不公平は解消されましたが、
相続人の不便は解消されません。

 

いや、相続は大変ですね・・・

 

 

 

というわけで、いつものアレ!

 

お困りの時はTZCへ!(^^)!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来週もお楽しみに!!

 


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