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東京税経メルマガ



プレプリント申告書に着目しよう(2016/12/22)


おはようございます!
税理士の松嶋と申します。

 

本メルマガは、皆様が怖い怖い
とおっしゃる税務調査に対し、
勇気をもって戦えるノウハウを
解説しております。

 

私のパートは【毎週木曜日】です。

税務調査について分かりやすく
解説していきます。

 

 

 

それでは、第百回目。

 

テーマは、

「プレプリント申告書に着目しよう」です。

 

税務調査の予告が入った際、最も注意すべき事項の一つとして、

自社の税務調査を担当する部署を確認する

ということが挙げられます。これは、

部署によって、調査の厳しさが大きく異なる

からです。

 

一例を挙げると、国税局が担当する場合

1 マンパワーが大きいため、税務署よりも
深く厳しい調査が行われる

2 国税局の税務調査であれば、修正申告ではなく
更正処分で税務調査の決着を行うことが通例

なのです。1は別にして、2は税務調査の戦略に
大きな影響があります。

 

修正申告で決着しないなら、あまり譲歩が見込めない、
ということになりますから。交渉はより慎重に行う
必要があります。

 

国税は、効率的な税務調査を行うため、

大企業であれば、国税局や税務署の特官部門

一般的な税務調査であれば税務署の一般部門

国際取引の調査など特殊な税務調査を行う場合には特殊部門

といった形で、法人ごとに部署を分けています。

 

このため、自社の税務調査をどこで行うか、あらかじめ把握して
おけば、自社の税務調査のリスクを把握することができます。

 

この点からおすすめしたいのは、

税務署から送られる申告書をきちんと確認する

ことです。

 

税務署から送られる申告書は、事前に必要事項が印字されている
プレプリント申告書です。

 

こちらをご覧いただくと、

担当部署(所管)が番号で記載されている

ため、その担当部署を確認すれば、自社の税務調査を担当する部門を、
概ね確認することができます。

蛇足ですが、概ね、というのは、申告書を発送する前に部門を変更する
こともありますので、確実ではないということです。しかし、変更したと
しても、それまでの管理状況は分かりますから、大いに参考になります。

 

注意したい担当部署の番号は、

「81」や「91」など、部門数があり得ない番号

「00」など税務署には存在しえない番号

です。

 

これらの番号は、

特官(91)や国税局(00)など、かなり厳しい調査を
行う部署を指している

ので、自社の税務調査リスクは大きい、と判断して、しっかりと準備を
しておく必要があります。

 

所管は年度ごとに変更されることが通例ですし、部署の番号に関係なく、特別に
管理している法人もあります。

このため、プレプリント申告書に印字されている部門番号は100%正しいものでは
ありません。

 

しかし、それでも国税において自社がどのような管理をしていたのか伺える材料である
ことには間違いありません。

 

近年は、電子申告が主流になりつつあり、場合によっては申告書の送付を不要とする
ことも可能です。

 

ただし、税務調査対策を踏まえた場合、プレプリント申告書を送付してもらった方が
いい、と私は考えています。このため、私は電子申告をしていません。

 

この点、電子申告者がWEBで見ることができる、「申告の案内」というものがあります。
これは、確定申告の際、ミスがないようにするもので、

申告内容が青色申告か白色申告か

中間納税額はいくらか

といった、申告にあたり必要な事項が書かれたものです。

 

しかし、どういうわけか先の所管の番号は通知されていませんし、
何より税務署から送付されるプレプリント申告書の現物を見た方が
ケアレスミスは防げます。

 

申告書を送付してもらったからといって、特段のコストを負担すること
にはならないわけですから、より正確な処理ができるよう、

敢えて電子申告をしない
電子申告をするにしても、プレプリント申告書を送付してもらう

といった対応をすることも重要かもしれません。

 

なお、電子申告をされる方は、

申告書送付の旨を明記しない限り、税務署からプレプリント申告書を送付しない

ようですから、注意してください。

 

 

それではまた来週!!

 

追伸、

わたくし松嶋洋の詳しいプロフィール
は以下のサイトからどうぞ!!

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http://nnp.y-ml.com/cs/Daily/894/2087

 


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