お気に入り頂けましたら、ぜひ本メルマガをご友人やお知り合いの方へご紹介くださいませ。
東京税経メルマガ



自筆証書遺言撲滅運動中!(2016/10/11)


おはようございます!
東京税経センターの徐です。

 

三連休は如何お過ごしでしたか?

 

私は?というと、

次男の運動会、父の9回目の法事、
と忙しい三連休でした。

 

運動会にせよ法事にせよ、家族や
親戚が一堂に会するという機会
はとても良い時間です。

 

幼いころの思い出話やら、今現在の
仕事の苦労やら、これから先の未来
の話、最新のニュース・・・

血族同士の話は盛り上がります。

 

 

さて、登山部に誘われなかった怒り
をブチマケタのは丁度先週のこと。

 

遺留分を考慮しないで作成する遺言書
は相続対策としては不十分ですよ、

という話をしましたね。

 

 

もちろん、皆さんはプロではないので、
遺留分を考慮した遺言書をどのように
作成すればよいか、

なんてことは難しいでしょう。

 

 

だから、通常は、

とりあえず遺言書でも作ってみようかな、
なんてところからまずはスタートです。

 

 

そんなとき、

 

まだ自分は若いしな・・・

息子たちには知られないように、
でも万が一のために自分の意思を
ちゃんと残しておこう、

 

なんて考える皆さんは、わざわざ公証役場
へ出向いて高い費用を払って公正証書遺言、

なんて複雑なのを考えるのではなく、
普通は【自筆証書遺言】を作るはず。。。

 

 

 

ということで・・・・・・

 

はい、今朝は結論から。

 

自筆証書遺言はダメ!!!

 

というお話をしましょう。

 

 

 

理由はいたって簡単です。
間違いが多いから・・・

 

素人が作る法的書類ですから、
不備が多いのは当たり前です。

だから、無効になるケース
も非常に多いのです。。。

 

 

じゃあ、なんで自筆証書遺言があるのさ?

 

はいはい。わかります。
それは、費用が掛からないからです。

 

みんながみんな、公証人に費用を払って
遺言書を作れるわけではありません。

 

相続争いは金持ちの特権ではなく、むしろ、
そこそこの財産(失礼!)くらいの家庭
で相続争いが繰り広げられるケースが多い、

ということは何度かお話をしているとおり。

 

 

しかし、費用が掛からない反面、これを
補って余りある決定的な欠点があります。

 

それは、大きく2つ。

 

①法的に無効になり得ること

②財産の記載誤りや漏れがあること

 

 

 

①は簡単です。

 

・自書ではなくタイプ打ちした
・日付を入れ忘れた
・押印ではなく花押で・・・
・などなどなどなど

ぜ~んぶ無効です。

 

 

大変なのは②の場合。

 

法的な体裁は整っていたとしても、
そもそも相続財産について記載誤りや
漏れがあった場合には、その財産に
ついては遺産分割協議が必要です。

 

 

そもそも、なんで遺言書を残すのか??

 

相続人での争いがないように、
分割協議をしないで済むように、

 

そう願って考えに考えて遺言書を作るのが
普通のはずですよね?

 

 

自筆証書遺言で作成した場合、

 

遺言書自体が発見されない、というまさかの
事態が生じる可能性はゼロではなく、

発見した相続人が燃やして証拠隠滅、なんて
ウソみたいな事例も数多いのが実態です。

 

 

全ての財産が記載されているか?という
ことも遺言書作成の上では大切なこと。

 

繰り返しですが、遺言書に記載のない財産
があった場合には、別途遺産分割協議が
必要になります。

 

よくあるケースは、固定資産税のかからない
私道などを所有しているケース。

 

われわれプロは全ての不動産を名寄せして
漏れがないように遺言書を作成しますが、
素人にはそんな知恵はありません。

 

 

え?そんな土地あったっけ??

あんな土地は価値がないから相続とは
無関係でしょう???

 

普通はこんな私道があったとしても、
この私道に面している土地を相続した
人が併せて相続するはずです。

 

 

でも、意地悪な相続人がいたら・・・

 

遺言書に記載がなければ遺産分割協議を
経て相続をしなければなりません。

 

この土地は遺言書に書いてあるから兄さん
が相続すればいいけど、前面の私道は
俺がもらうよ!もちろん、それ相応の金を
くれれば考えるけどさ、

と意地悪な弟。。。

 

 

つまり、せっかく作った遺言書にこんな
財産の記載漏れがある場合には、普段は
気にも留めない財産が争いの種になる、
ということもあり得る話なのです。

 

 

ということで、

自筆証書はメリットよりもデメリットが
たくさん。将来に思いもよらない問題の
種をまく可能性が大です。

 

 

だから、

 

遺言書というものは、絶対に自分一人の判断
で作るべきではありません。

必ずプロのアドバイスを参考に公正証書遺言
で作成すべきものなのです。

 

 

それでもやっぱり自筆証書遺言で、と言う方
は、この文言だけ必ず最後にお忘れなく。

 

「上記に記載のない一切の財産および債務に
ついては、全て○○に相続させる。」

 

「付言 相続人が争うことは許しません!!」

 

これで、財産の記載漏れは最低限防げますし、
相続争いが少しは?減るかもしれません。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

来週もお楽しみに!!

 


===========================================================
東京税経グループ
公式ホームページ → http://www.tokyozeikei.jp/
Facebookページ → http://www.facebook.com/tzc.group
メールマガジン購読 → http://nnp.y-ml.com/form_if.cgi?id=Daily&u=