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東京税経メルマガ



民事信託のキソ(2016/08/02)


おはようございます!
東京税経センターの徐です。

 

新しい都知事も無事に決まり、
2016年も8月を迎えました。

 

夏季休暇を取られている方も
多いと思いますが、

TZCメルマガは休むことなく
続いていきます。

 

 

とかナントカ言いながら、
わたくしも明日から夏休み。

お客様のご家族と家族ぐるみで
韓国へ行ってきます。

 

息子たちに、君たちのルーツの
半分はこの国にあるのだよ、

ということを夏休みの自由研究
課題としてお勉強してきます。

 

 

ま、私自身は国籍は韓国とはいえ、
生まれも育ちも日本です。

英語、日本語、韓国語、
どれが一番得意かと問われれば、
当然に英・・・日本語です。

 

韓国史よりも日本史の方が詳しいし、
文化も当然に日本に馴染んでる。

 

だから、私にとっては日本が母国で
韓国は祖国、という感覚です。

母国と祖国の明確な定義の違いは
おいておいて、なんとなくご理解
いただけますでしょうか・・?

 

 

ということで、私自身も40歳を
手前に自分のアイデンティティ
などを再確認してまいります。

 

うそ。
ワタシは飲んで食べるだけ。。

 

・・・・・・・・・・・・・・・

・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

さてさて、、それでは本題へ。

 

 

認知症になってしまうと
遺言も不動産取引もできまへん、

 

そこで、登場するのが

【民事信託】

というスキームでっせ!

 

というところまでが先週のお話
でしたね。覚えてますか…?

 

 

 

で、

民事信託って何や??

というご質問が当然にありますから、
今朝はさっと基礎をお勉強しましょう。

 

 

 

まずは基本から。

 

「信託」

とは、

「信頼して第三者に委託すること」

です。

 

 

これは法律的な財産管理制度の一つで、
信託には必ず3人の登場人物がいます。

分かりやすくざっくりです。

 

・委託者(財産を持つ人)
・受託者(財産の管理や処分を任される人)
・受益者(信託財産から生じる利益を得る人)

 

の3人です。

 

 

 

財産を持っている人(委託者)が、
信託行為(契約・遺言など)によって
信頼できる人(受託者)に財産を移転し、

一定の目的(信託目的)に従って
誰か(受益者)のためにその財産(信託財産)
を管理・運用・処分する制度

のことを【信託】といいます。

 

 

 

信託というと、大金持ちが信託銀行に
財産を託して~なんてのが一般的で、
一般にはあまり馴染みのないものでした。

 

で、これは【商事信託】といいます。
つまり、金融機関などの営利目的の
プロに任せる信託のことですね。

 

 

これとは逆に、営利を目的としない信託
のことを【民事信託】といいます。

 

で、この【民事信託】の中でも、受託者
として最も信頼できる家族や親族に財産
の管理などを任せることを【家族信託】と
一般的に呼んでいます。

 

 

なるほど・・・
なんとなく理解した・・・

 

てな感じですかね??

 

 

 

さて、ではなぜ被相続人が認知症に
なった場合に民事信託が有効なのか?

 

それは、

 

受託者には財産の管理・運用・処分
が任されているからです。

しかも、委託者の意思で受益者のため
になされた信託契約に基づいて、です。

 

 

 

先週もお話した通り、成年後見人は
本人のためにしか動けません。
家族のためには活動できないのです。

 

だから、本人の財産を家族のため
に処分することもできません。

 

 

信託は違います。

 

本人(委託者)の財産を、家族のために
受託者が管理・運用・処分できるのです。

 

 

 

だから、
こんな信託契約書を作成します。

 

「・・・預貯金の管理・運用、不動産の
賃貸、賃料取立、維持管理、換価、売却、
修繕、建設等の一切の権限につき、
親を委託者、長男を受託者として、
不動産や預金等を信託する・・・」

「・・・必要であれば孫にお年玉を
あげるために預金を取り崩しOK・・」

 

 

こうすれば、親が認知症になった後でも
安心して長男が親の財産を動かせます。

 

ボケた後でもカワイイ孫にお年玉を
あげることができます。

 

つまり、家族が困らないように事前に
手を打つことができるのです。

 

しかも、本人(委託者)の意思で。

 

 

 

ここでよくあるご質問は、

「ワシがボケてる間に息子が勝手に
財産を自由に欲しいままにしたら
アンタどう責任をとるんじゃ!?」

です。

 

 

確かに、信託では委託者の財産を
受託者に移転して、受託者がその
財産の名義人となります。

 

でも、名義が変わるからといって
その財産は受託者の自由にできるか、
というと違います。

 

受託者は【信託目的】に従って受益者
のために信託財産の管理等を行う義務
があるからです。

 

だから、名義が移ったからといっても、
信託財産を自由に処分できません。

 

 

 

ということでご安心ください。

このあたりは信託契約にきちんと
盛り込んでおくことで保全されます。

 

それでも心配、という方は、

信託監督人を予め指定しておくこと
で解決することができます。

 

 

 

ナニソレ???

 

うん、またの機会にしましょうね。

 

 

民事信託は解禁からまだ10年。
これから先の相続対策の主役です。

きっと色々な場面で目にする
機会が増えると思いますので、

TZCからも定期的に情報提供
をしていきますね。

 

 

 

ご興味のある方いつでもTZCへ!!

詳しくご説明させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

来週もお楽しみに!!

 


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