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遺言の普及の前に(2016/08/01)


おはようございます!
東京税経センターの井本です。

 

元千代の富士
九重親方の突然の早すぎる訃報。

 

ショックを隠し切れません。

 

昭和の大横綱

 

日本人の強さの象徴

 

そんな僕たちのヒーローもまた

 

自然界の摂理には
逆らえなかったので

 

彼のご冥福をお祈りしつつ

 

今回もまた相続の話です。

 

税制改正で2年後までには
『遺言控除』なるものを導入しようよ、
という話が出ています。

http://nnp.y-ml.com/cs/Daily/672/2087

 

有効に作られた遺言があった場合は

現在の基礎控除額

3000万円+600万円×法定相続人の人数

これに遺言による控除を上乗せして
税金を安くするということです。

 

年々増加している相続争いを
未然に防止する

 

遺言の導入を経済的側面から
後押ししようよ
という目的からきています。

 

ただ、この『遺言控除』、

 

そもそも論で

遺言控除がその経済的効果を発するのは
遺産総額が相続税を発生させる場合のみで

 

平成22年度の司法統計年報では

相続紛争事件の実に30.9%は
遺産総額が1000万円以下なのです。

 

遺言書いたら

もめさせないように気を付けたのだから

ご褒美に税金減らしてあげる

 

ということであるならば、

 

基礎控除額自体遺言がないと
なくなってしまう、

 

とか

 

或いは、

相続登記をする際の登録免許税を
遺言による場合と
遺産分割による場合とを
金額に差をつけたりしないと

 

全ての相続には
行き届かないのかもしれませんね。

 

さて、そんな(?)遺言ですが。

 

遺言を書けば
相続争いは未然に防げることは
間違いありませんので

 

基本的には有効な遺言
(ベストは公正証書遺言)

 

を残すこと自体は
大賛成なのですが

 

遺言が普及していけば
遺言そのものにも
問題になることがありえますので

 

今日はそこを敢えて
お話ししたいと思います。

 

遺留分の侵害の話?

 

それもあります。

 

けど今日のお話は、、、メンテナンスのお話です。

 

 

一度書いた遺言は

定期的にメンテナンスする必要があるのに

それがなされないと

 

かえって残された遺言が
円滑な相続を妨げてしまう

 

ということになりかねません。

 

どうゆうことかというと、

 

ある程度元気なうちに
遺言を書いたとしましょう。

 

そこから月日が流れ

 

自身に介護が必要になったとき、

 

近くに住む子供の1人が
介護を熱心に手伝ってくれた。

 

けど、もともと書いた遺言には
別の子供に大半を相続させるような
内容になっていて

 

その介護の労力に
報いていなかった、

 

といった場合や、

 

逆に、

 

元気だった子供の1人が

 

突然の事故や病気で
自分の力で収入を得ることが
難しくなってしまった。

 

など、

 

遺言を書いた時と
気持ちや家族の状況などが
変わった場合には

 

その都度面倒でも
遺言を書き直さないと

 

取り返しのつかないことに
なりかねません。

(その時に認知症になっていたら大変ですね。)

 

或いは、
良かれと思って
自分だけで財産の分け方を決めたけど

 

その分割だと
残された相続人たちは
ちょっと不合理なんだよね。

 

税金もこの分け方だと
高くなってしまうし。

 

なんてこともあり得ます。

 

いつも遺言を書くことを
薦めているのに

 

そんなこと言ったら
書けなくなってしまうじゃないか!

 

そんなことはありません。

 

書くときには
専門家と相談すれば
きっと大丈夫です。

 

そうです、
東京税経センターにご相談です!!

 

財産の評価や試算などを通じて
お手伝いをさせていただきます。

 

さあ、悲しみに暮れたまま(?)
8月が始まってしまいましたが

今週も頑張っていきましょう!

 


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