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東京税経メルマガ



誤指導に関する職員の意識(4/28)


おはようございます!
税理士の松嶋と申します。

本メルマガは、皆様が怖い怖い
とおっしゃる税務調査に対し、
勇気をもって戦えるノウハウを
解説しております。

私のパートは【毎週木曜日】です。

税務調査について分かりやすく
解説していきます。

それでは、第六十六回目。

テーマは、

「誤指導に関する職員の意識」です。

納税者からすれば、到底納得できませんが、税金の世界では、

税務職員の誤指導により生じた不利益は基本的に
救済されない

とされています。

この理由は、

誤った指導をして税金が下がる
→このような指導を受けていない納税者の税額は変わらない
→それは不公平

と考えられているからです。

納税者心理は別にして、税の大原則には

課税の公平

がありますので、仕方ないこととされています。

私も、同意見ですが、問題となるのは、税務職員が誤った指導をして、
迷惑をかけたことを重要視していないことです。

先日、申告期限から1年数か月経過して行った更正の請求(税金計算を間違えた ため、
過大に税金を納めた場合に、その納めすぎた税金を返してもらうための手続きを言い
ます)を行ったときの話です。

更正の請求を担当した税務職員から、

申告期限から1年を経過していますから、更正の請求はできません。
取り下げしてください。

と言われて、正直唖然としました。

従来、更正の請求は原則として申告期限から1年間しか認められていませんでした。
しかし、平成23年の税制改正で、その期間が1年から5年に延長されています。

この税制改正のインパクトは非常に大きいもので、日経新聞などでも大々的に
報道されました。

こういうわけで、税務職員が知らないわけはないはずなのに、このような指導が
平然となされることが、わが国の税務行政の現実でもあります。簡単に言えば、

改正があったことを知らない

税務職員が極めて多いということです。

当然ながら、とことんクレームを行ったのですが、その職員は単なるケアレスミス
という理解だったのでしょう。

「申し訳ありません。」と、通りいっぺんの謝罪をするだけで、ことの重大さに
気づいていないです。

税金の世界は非常に専門的で、一般の方にはなじみの薄い部分が大きいものです。

仮に一般の納税者が、私と同様の指導を受けた場合には、専門知識のある税務署が
言うことだから間違いない、誤った更正の請求をして税務署に迷惑をかけた、と
考えるはずです。

そうやって、仮に更正の請求を取り下げたとしましょう。国税のミスにもかかわ らず、
5年間が経過してしまえば、更正の請求は不可能になります。

結果、払う必要のない税金を税務署が詐取したのと同様の結果となってしまうの です。
単なるケアレスミスで済む話ではない、とひどく抗議したものでした。

困ったことに、大部分の税務職員は、誤指導をした結果、納税者が被る不利益を 税金の
世界で救済されないことを知りません。

加えて、国税から与えられている自分の権威についてもあまり自覚がありません。

私も先輩職員から指導されましたが、

ごめんなさいと言えば許してもらえるよ

くらいの感覚で、自分の仕事の重みを理解して仕事をすることは基本的にはなく、
結果としてミスがあっても謝罪すれば大丈夫、位の感覚でいることがほとんど
なのです。

こういうわけで、税務署の指導事項を正面から信用することは非常に危険であり、
法律を読んだりさまざまな専門家の話も聞いたりして、深く検討しなればならな いのです。

それではまた来週!!

追伸、

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