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東京税経メルマガ



税務調査の引継ぎは十分ではない(4/21)


おはようございます!
税理士の松嶋と申します。

本メルマガは、皆様が怖い怖い
とおっしゃる税務調査に対し、
勇気をもって戦えるノウハウを
解説しております。

私のパートは【毎週木曜日】です。

税務調査について分かりやすく
解説していきます。

それでは、第六十五回目。

テーマは、

「引継ぎは十分ではない」です。

税務署の異動は毎年7月です。このため、異動までに終わらない
税務調査について、

担当者が異動する場合には、新担当者が税務調査を引き継ぐ

ことになります。

この際、非常に困ることは、

旧担当者からの引継ぎが極めて不十分であることが多い

ということです。結果として、年度をまたぐ税務調査では、

新しい担当者にまた一から説明する結果になる

ことが通例です。

税務署の異動は内示がでるまで、決して明らかにされることは
ありません。

にもかかわらず、内示が出てから一週間程度で異動の辞令が出ます
ので、それまでに引継ぎを行わなければなりません。

しかし、常識的に考えて、

1週間程度では、十分な引継ぎがなされないことが通例

です。

困ったことに、税務署の異動は、

税務調査担当者から内勤になるなど、仕事内容が大きく変わる
ことが多い

ため、7月の新年度当初は大混乱で、事務処理上のミスが多発します。

一番大きな問題は、

引継ぎを行う税務職員は、真剣な引継ぎを行うことは
少ない

ということです。

異動後の仕事で頭がいっぱいですし、異動までの「一年間で
すべてリセットされる」という税務署の風土も手伝って、
すでに以前の仕事は自分の手を離れた、という感覚があるから
です。

反対に、仕事を引き継ぐ税務職員にとっても、異動してしまえば、
異動前の税務署の仕事に携わることはできません。

このため、前担当者に頼ることはできませんから、

異動すれば問題もなくなる

こんな事情もあります。

私の経験を申しますと、私が異動前に行った処理誤りについて、
新担当者からはその旨の連絡と処理を間違えた事情について質問が
あっただけでした。

自分のミスなのに、その後の処理はすべて新担当者が行ってくれた
ため、申し訳なさ半分気楽さ半分、というのが税務署の引継ぎの
実態なのです。

このように、税務署における引継ぎは十分ではありません。一から
税務調査の質問をやり直す、という面倒くささがありますので、
しっかりやれと抗議することが多々あります。

しかし、国税はこの点に関する抗議を真剣に取り扱うことは
基本的にありません。

税務調査には正確な事実認定が必要になりますので、基本的に
納税者に協力をいただく部分とい考えているようです。

おそらく、税務署に誤解されてしまっては納税者が不利益を被る
ため、

事情を踏まえていない新担当者にも一から説明して当然である

と考えているのでしょう。

しかし、税務調査を受けている納税者にとっては、税務署の担当者が
誰であろうと、

税務署という一つの組織と交渉している

ことになりますので、同じ者に何度も同じ説明をするというのは大きな
苦痛です。何より、

税務調査が長引くと嫌ですよね

と嫌がらせをして、税務調査に協力させようとするのが国税のやり方です。
となれば、早く終わるよう、しっかりと引継ぎをするべきでしょう。

税務調査は納税者に過度に負担をかけないように留意するという建前も
公表されています。

問題になるのは、一年に一度しか異動がないこと、そして異動ですべて
リセットされるという税務署の体質ですから、何とかならないか、と
常々考えています。

私たちとしては、年度をまたぐ税務調査について、このような面倒くささが
あることを前提に、

再度説明させる場合はしっかりと上司に苦情を言う
引継ぎの不十分さを前提に、6月までに終わらせるよう焦らせる

こういう対応をするべきでしょう。

それではまた来週!!

追伸、

わたくし松嶋洋の詳しいプロフィール
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最後までお読みいただきありがとうございました。
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