MENU

メールマガジン

上司とはこうありたいもの・・・

2019年05月08日

おはようございます。

 

東京税経センターの市村祐記です。

 

 

 

 

職場によくある「人の問題」について

 

「人材育成の基本」を踏まえて“あるべき姿”

 

をお伝えしています。

 

 

 

ゴールデンウィーク10連休は

 

どのようにお過ごしでしたでしょうか?

 

 

 

 

私は、東北6県(福島、宮城、岩手、青森、秋田、山形)

 

を車で約2,000km 4泊5日ぐるっと回ってきました。

 

 

 

 

世界遺産の平泉や弘前のさくらまつり、三陸の海の景色や、

 

秋田の八郎潟では菜の花と満開の桜が延々と続く道など

 

まだまだ知らなかった日本の素晴らしさをたくさん新発見

 

することが出来ました。

 

 

 

 

三陸ではリアス線が3月に運行を再開し、

 

5年ほど前に夜行バスでボランティアに参加したとき比べると

 

復興もだいぶ進んでいました。

 

 

 

 

特にこれから東北は観光に、ご当地グルメに、最高のシーズンを

 

迎えます。どこか懐かしい東北に復興の応援も兼ねて、

 

機会あれば是非訪れてみてください。

 

 

 

 

さて、私にとって新元号「令和」第1号のメルマガになりますが、

 

今回は「上司、部下の関係」についてお話したいと思います。

 

 

 

 

いまの多くの企業でいわれているのですが、

 

上司と部下との間で、なんとなく関係性に違和感を感じて

 

やりにくいという方が多いようです。

 

 

 

 

<上司が感じていること>

 

・部下を一人前に育てないと・・・でも結構手間がかかるな

 

・毎日の膨大な仕事も問題なくこなさないと

・毎月の目標達成もかなりの数字だし

 

・他にもこまごました用事が結構あるんだよなー

 

 

 

 

<部下が感じていること>

 

・上司は現場の本当の問題がわかっていない

 

・毎日忙しいけどやり方工夫すべきじゃない?

 

・わざわざ提案しても仕事を増やすだけだし

 

・上司とはつかず離れずでうまくやっていければいいか

 

 

 

 

今の中小企業の管理職は、ほとんどがプレーヤーも

 

兼務しており、やるべきことは膨大な量になります。

 

 

 

 

だから、1日も早く部下を育てたいと思っているのですが

 

上司自身が忙しくて、部下にもイマイチやる気が感じられず、

 

うまく育成出来ないというケースが多いようなのです。

 

 

 

 

部下もなんとなく上司に不満を感じているけど知らんふり。

 

 

 

 

会社が健全に機能していれば、ふつう管理職の仕事はどんどん

 

増えていきますので、そうなれば尚更、部下を育てることが難しい

 

状況になっていきます。これではまるで“アリ地獄”です。

 

 

 

 

そこでひとつの考え方ですが、上司の方は

 

プレーヤーの部分を少しずつ減らして、部下の育成や

 

部下の能力を最大限活かすことに力が入れられるように

 

していくことが大切だと思うのです。

 

 

 

 

例えば、上司は自身の仕事の内容を客観的に見直して

 

簡素化できること、ほかに依頼できること、パソコンやシステムを使って

 

合理化、時短化できることを取り入れるなどできることをやっていきましょう。

 

 

 

 

節約して作った時間で、部下を活かし、自分も会社も部下も

 

全員がよくなるやり方を考え、部下に話して意見を聞いてみるのです。

 

 

 

 

部下と共有する課題を設定し、それを部下に明確に伝え、

 

お互いのやるべきことを相互に理解して仕事を進めていくことで、

 

「足し算」ではなく「掛け算」のように、より大きな成果が出せる

 

ような体制にしていくのです。

 

 

 

 

昔、「上司というものは、部下に“背中”を見せるもんだ」

 

といわれました。

 

 

 

 

今、「上司は、高い成果をあげるための戦略を考え、メンバーに

 

胸襟を開き、腹を割って話し、理解を得て有機的に仕事を進める」

 

このような時代だと思うのです。

 

 

 

 

“いくら強い志があっても一人では何もできませんから、なぜそう考えるのか、

 

どうすれば理想を実現できるのかを、人に説明して共感を得る能力が必要です”

 

by出口治明氏(日本の経営者)

 

 

 

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

次回をお楽しみに!

みつかる